絵柄を透明なフィルムに描き、版と重ねて太陽の光を当てることで版を作る「光の版画」。光の作用によって平版、凹版を作り、リトグラフやエッチングのような表現が得られるこの技法は、化学薬品などは一切使用しないため環境に負担をかけずに制作できる新しい技術です。京都精華大学版画コースでは大学院を中心に、このような新しい技法の開発にも積極的に取り組んでいます。
田村 智子「remembrance#08」ポリマー凹版
川邊 万友香「アフタヌーンティー」ポリマー凹版