2013年11月21日(木) 16:13
彩りゆたか
一段と冷え込んできましたが、木々の色づきが美しい精華大学です。
今日は、山々の彩りに負けない彩り豊かな授業の様子をお届けします
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1回生木版画基礎の続編 多色刷り です
前回の単色刷りの様子はこちら☞ http://www.seikahanga.com/blog/?p=8974
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木版画基礎をご担当いただく川端千絵先生による多色刷りのデモンストレーション
つけ合わせぼかし 一文字ぼかし 当てなしぼかし
と ぼかしにも様々な種類があります
色を重ねることで、版の数よりも色数の多い表現ができます
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少ない版でより多くの色が表現できるように版の重なりを考えて版木を彫ります
色の構成計画をしっかりと!
鮭!
同じ版木でも小さい刷毛で部分的に色を置くことができます
左がドローイング 右が摺ったもの
思い通りに摺り上がったかな?
色が入ることで黒い主版も引き立ちます!
こんな蛍光色も摺れるんです!
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ところで、木版画の時に「する」という漢字を
「摺る」と書いていることに気が付きましたか?
バレンで手を使ってする時は、手へんの 摺ると書きます ☝
プレス機などでする時は、刷ると書きます ☝
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