2013年10月15日(火) 18:15
自然の色で染めてみよう
先日の1回生工芸の授業の様子を紹介しましたが、
☞ http://www.seikahanga.com/blog/?p=8469
2回生や3回生でも紙造形の授業があります。
今日は3回生の授業の様子をお届けします。
授業前半では、これまでの経験をふまえて紙造形で制作をし、
授業後半では、展覧会を企画。授業で制作した作品を展示します。
また、英語でのプレゼンテーションも授業に組み込まれているので、
さらに深く自己の表現と紙素材との関わり方を考察することが目的となった授業です。
紙工房を覗いてみると 紅茶のいい香りが
楮を紅茶で染めているところでした
他にもコーヒーやヤマモモ、蘇芳(スオウ)と様々な天然染料で紙の原料となる楮を染めていました。
優しいきれいな色ですね
鮮やかな赤!
染料を繊維に定着させる媒染という工程があり、
媒染に使用する媒染剤(みょうばん スズ 鉄 など)によっても染料の発色が違うとのことです。
基礎の授業では紙の原料パルプを顔料で染めていましたが、
より素材のことを知り、扱うことで自分の表現で取り入れたい素材を研究していました。
他にも石膏型をで立体作品を制作する学生の姿も
また様子をお届けしますね