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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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誰でもできる✧*

4年に一度の冬の祭典、オリンピックが始まりましたね☃
日々アスリートの方々の活躍を目にします。
✧✧メダルはとれなくてもその姿はカッコイイですよね✧✧

今日は久し振りに牧野ゼミのレクチャーを紹介します。

最も誰でもができると言っても良い手法
<紙版画> 
版も凹凸を作るのも全て紙
イメージのカタチをハサミやカッターで切り取ったり、手でちぎるなどをし、
版となる台紙に糊で貼付けていきます。

版紙を切り抜いてもOK!

土台となる版紙はできるだけ厚手のものが良いです◎

油性インクローラーでのせる

バレン(木版などに用いる摺る為の道具)でも摺れますが
今回はプレス機の強い圧力しっかりくっきりイメージを起こします。

✷こんな感じにできました✷

紙くらいの厚みでもイメージはあらわれます◉◉
ただ、同じように何枚も摺るのは難しい。
耐久性には弱いのです。。。

⇧コレは凸版刷り(版のでこぼこの凸部分にインクをのせて刷る技法)

次は紙版画の凹版刷り(版のでこぼこの凹部分のインクを刷る技法)

先程と同じようにまずインクをのせ、

そのあと、凸部分のインクを拭取ります。凹んだ部分にだけインクがついてる状態になります。
そのあと、プレス機で刷る

⇧紙版画で使った道具と、デモ用の凹版刷の版と作品

✬凹版刷りの方がイメージのカタチが紙を重ねて作った部分の様子もよく出ています✬

インクを拭取りつつ、インクが隅々まで行き渡るように詰めているからです✦