2011年11月23日(水) 13:34
◯◌SEIKA×TAMABI版画コース交流展◌◯
先日、精華大学内ギャラリーフロールにて開催されていたSEIKA×TAMABI版画交流展。
関連イベントとして、多摩美術大学の小林先生、古谷先生に現代木版画技法のレクチャーをしていただきました。
古谷先生の現代木版画技法のレクチャーの様子。
今回は水性絵具と油性絵具を使用した版表現について説明をしていただきました。
沢山のテストピースを見せてくれました!
伝統的な木版画だけではなく、ニスやジェッソといった盛り上げ材を板に付着させる事によって、複雑なマチエールを表現しています。
続いて小林先生のレクチャーの様子。
小林先生は、木口木版画という木を輪切りにして乾燥させた堅い版木を使用し、特殊な彫刻刀[ヴュラン]を使い細かな線の彫りを行います。
日本では雁皮紙(がんぴし)という薄い和紙に摺ります。
薄い雁皮紙に摺りあげた作品を、厚い紙に貼り合わせる[裏打ち]を説明していただきました。
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そして…!!!
先生方のレクチャーの後、ギャラリーフロール前でいよいよ ☆オープニングレセプション ☆
精華、多摩美の版画コース生が仲良くお話中。良い交流の場となりました。
オープニングの途中で ☆記念 撮影☆
交流展に相応しく沢山の院生、学部生が集まりました。
版画コース交流展を終えて
沢山の方々に大学生と教員による[版画作品]を見ていただく機会に恵まれ、大変うれしく思います。
見に来ていただいた方々にお礼の言葉とともに、今後も版画に興味を持ちつづけていただければ幸いです。
みなさんも版画を体験してみよう!
来年も版画コースではオープンキャンパス等、[版画]を体験できるワークョップが沢山あります。
是非お誘い合わせの上、精華大学版画コースにおいで下さい★〜☆