2011年9月7日(水) 19:34
夏の紙工房☆紙フェスタ
台風も去って、すっかり秋らしくなってきましたね。
このまま夏も終わってしまうのでしょうか?
少しさみしい気もします…
さて、精華大学 版画コースには、大学では世界でも✴✴1番っ✴✴といっても過言ではない、自慢のスペースがあります!
それは、紙工房!!!
版画コースで紙まで学べるの?と不思議に思われる方も多いとはおもうのですが、
制作をするうえで紙は欠かせない存在です。版表現の魅力を最大に生かすには紙の知識は不可欠です。
授業では、原料から各自調達したり、立体の紙作品を作ったり、
そして自分で漉いた紙に版画を刷っている学生もいるんですよ!
人の気配のあまりない夏休み、紙工房がとても賑わっていた日がありました。
この日は、3回生、2回生が紙工房のことをもっと知りたい!と
希望者が集って制作&勉強をしていました。
紙の原料である、楮(コウゾ)を細かくしているところ
紙の授業担当の福岡先生が教えてくださっています。
こちらは、カラーパルプを漉いています。
この日は、みんなで、ハガキサイズの折り本を作っていました。
漉いたパルプを剥がして、イメージをつくっています。
それを重ねてゆき、
様々なイメージをつくっていました。
漉いたあとは、乾燥〜
下から強力に水分を吸い込んでくれるバキューム
仕上げは大きな回転ドラムに貼付けて、乾燥します。中に蒸気が通っているのでとても熱いんです。
あっと言う間に乾燥してしまいます。
暑い夏に水にふれているのは最高ですね。みんな気持ち良さそうに紙漉きを体験していました。
紙での制作を専門としている大学院生の中村さんが、『もっと紙好き増えてほしいなぁ』と色々用意してくれた紙フェスタ☆大盛況のうちに終了しました。中村さんおつかれさまでした!そして、もっと紙を知りたい!みんなで紙工房を盛り上げよう!と企画をがんばっていた3回生の梶本さんもおつかれさまでした!
紙好き♡紙工房族が増えそうですねっ!