2009年9月15日(火) 17:33
道具も版も
1回生の後期最初の授業は“コラグラフ”
コラグラフ:「コラージュ」する版画というような意味で、版となる素材に色んな物(紙、布、糸、針金etc.)を張り付けたりして凹凸をつくり、それを刷るというもの。
ボンドやニス、ジェッソ(地塗り剤)などを筆で塗った部分もイメージになり、
ニードル等でキズをつけてイメージを作る事もできます。
版面の凹凸両方にインクをつけて刷ることができます☆
(ただ、あまり厚みがあるものは刷りにくい&プレス機に通す場合は機械を傷めてしまうのでほどほどが良いです)
作った版にインクをつけて刷る。次は構成を変え、色も変えて刷る。
というような流れで制作を進めるので一つしかできない版画となります。
また京都精華大学版画コースでは環境を考えて
主に使用する版をオフセット印刷の使用済みアルミプレートを使ってます。
<リサイクル版画とも呼んでます>