2011年6月5日(日) 15:29
◒光、一点より ◓
一回生の教室に巨大な枠が運び込まれました!
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これはシルクスクリーンを刷る為の巨大スクリーン枠です。
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何が始まるのでしょう?
部屋を真っ暗にして、、
小さな穴一点より外の光を取り込む。
スクリーンに外の光景が映りました。
これはカメラ・オブスクラの原理を、理解する為の授業風景。
壁一面に緑が映り、風で揺れているのがわかります。
外を歩いている人までもが映り… 感動的な一瞬でした。
カメラ・オブスクラとは…
風景画や素描を描く為に使われた、光学現象を利用した装置のこと。
ラテン語で暗い部屋という意味で、中を真っ暗にした部屋くらいの大きさの箱を用意し、
小さな針穴を開けると光が穴を通り、穴と反対側の内壁に外の光景が映るというものです。
フェルメールやダゲールなどの画家もカメラ・オブスクラの装置を使って描いていたそう。
一回生は、ピンホールカメラの授業にはいりました。
ピンホールカメラとは…
レンズを使わずに針穴(ピンホール)を利用したカメラ。
カメラ・オブスクラの原理を利用して、箱の中に印画紙を張り、
針穴(ピンホール)から入ってきた光を印画紙に焼き付けます。
授業では各自ピンホールカメラを作り、撮影、現像をします。
どんなカメラが出来上がるのか、どんな像がプリントできるのか、続きはまた後日…