2011年4月30日(土) 15:16
❒特別講座❒ 拓摺りwork shop
昨日はオープンクラスでした。
オープンクラスとは、授業を公開し、普段の大学生活を知ってもらう日です。
受験生、保護者のかた多くの方にお越しいただきました。
そんな中、版画コースでは卒業生の堤あすかさんを講師に 拓摺りのワークショップを開催しました。
拓摺りとは、、
凸版技法の一つで、版となる凹凸のあるものに紙を密着させ、紙の上から描画材を押し当て、版となる凸部の文様や図柄を写し取る技法です。
小さい頃に硬貨などの上に紙を置いて、その上から鉛筆でなぞった経験はありませんか?フロッタージュともいいます。
講師のツツミアスカさんです。
ご自身の作品も参考作品として持ってきて下さっています。
版となる版木を彫ってゆきます。
版木の上に水で溶いた糊を塗り、薄い和紙を版木に密着させます。
たくさんのてるてる坊主ができました!
てるてる坊主ではないです、、タンポ(布を丸めて作ります)といいます。
タンポで絵の具を紙の上にのせていきます。
絵の具をのせ終わったら、版木から外して乾かします。
薄い紙なので、裏から厚いしっかりとした紙を貼って(裏打ち)完成!
卒業してからも制作を続けている先輩の話を聞けたり、制作行程を知ることができ有意義なワークショップとなりました。