2011年1月14日(金) 03:23
凹みに詰める
こんにちは。
ちょっと更新ができず失礼しました。
今日はその分を一挙公開しまっす!!
2回生・銅版画基礎<11/8>の続編
腐蝕液(塩化第二鉄)にある程度の時間つけた後
(時間はどの程度の腐食が必要か、場合によって変わります。腐食液の状態、気温、によっても変化する)
取り出すと、
ニードル等で描画したイメージはグランド(防食剤)が剥がれているので、その部分は銅が融けて、凹みができている。
酸化を防ぎ(お醤油をかける)、水洗いし、乾燥。
続けて腐食したり、一部グランドを塗って、腐食時間の差をつける箇所を加えて、更に腐食する事もあります。
または一度、
銅板をウォーマーで温めながらインクを詰める
<版、全体にインクをのせる。凹み部分にしっかり、詰めるように>
その後、ロール紙で更に拭き取り、
イメージ部分(腐食した部分)にだけインクが詰まっている状態にする。
池垣先生のデモ。
手早い!
適正に圧力をかけたエッチングプレス機の
プレスベットの上に版を置き、
しっかり水で湿らせた版画紙<ハーネミューレを使用>をおき、
ラシャ、フェルト、(図:白い布)をかぶせ、
ハンドルを回して刷る。
コチラ、池垣先生が海外で購入された銅版を刷ったもの。
繊細な彫刻が施されてますー
各自、自分の作品をよく見て、
加筆したり、修正をしたり、
を繰り返し、
完成にもっていく。
コレは未だ途中段階ですので、
出来上がった作品はまた後日ご紹介します!
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