2010年9月7日(火) 19:28
慎重に❊
前期授業でご紹介できなかったものをお届けするシリーズ 其の11
2回生/写真基礎
一眼レフカメラを使ってモノクロ35mmフィルムで写真撮影、現像、引き伸し、写真集制作
に取り組みます。
デジタルカメラが主流の昨今では
フィルムの存在は知っていてもこれまで触れる機会がなかった学生が多いです。
もちろん、もう既に使ったことがある!というコもいます。
撮影もなかなか苦労する訳ですが、
今回はフィルム現像について…
彼女の目線の先にあるもの。
それは。。。
時計。
現像は、全暗でフィルムをリールと言う器具に巻き付け、
タンクという容器に、
薬品(現像➔停止➔定着)➔水を順番に入れて行います。
例えば、
処理には現像液:(前浴:30秒)、現像:最初の30秒を連続攪拌、その後25秒放置、5秒攪拌の繰り返しを5分。
停止液:1分間の連続撹拌。
定着液:1分間の連続撹拌後、55秒放置5秒攪拌を10分繰り返し。
と言った具合に、時計を常に見ておかなければいけない状況なのですっ!!
(現像時間はフィルム・現像液の種類、温度、使用回数、希釈具合により異なる。またこの時間↑はブログ用の目安ですのでご了承下さい)
失敗しそうでドキドキ
予備水洗などをへて本水洗5分
水洗まで来たらもう安心☺
薬品
事前に自分達で調合しておきます。
現像液の場合、2種類の粉末を入れて作るのですが、温度や、粉末と水の量などに注意しなければいけません⚡
粉末が完全に溶解するまで撹拌してます☝
先程の水洗後のフィルムを水切り、
乾燥機へ
乾燥したら、1本だったフィルムを6コマずつハサミでカットしてフィルムシートに収納⚑⚑⚑
指紋がつかないように気を付けましょう❊
シャッターを切った瞬間の撮りたかったイメージは撮れた???
始めは想像より、暗かったり、明るかったり、
光の量がまばらで、きっと思う通りの写真ではないでしょうね〜
失敗点を考えたり、何本も撮り重ねていくうちに
ピタッと来る写真がきっと撮れるでしょう