2010年8月19日(木) 20:26
✶受験 2日目✶
AO入試 1期 ワークショップ2つ目
木版画:《木版コラグラフ》を行いました。
コラグラフとは
✷コラージュするように作る版画✷
コラージュ:台紙に表したいものを様々な素材を切ったり、ちぎったりし、貼り重ねてつくる。
木版コラグラフの場合は土台に板を利用し、彫りを加えたり、
色々な素材を張り付けたり、版材にニスやジェッソを付けたりして凹凸をつくり、
その凹凸にインクをつけて刷ることができる。
版を作る時も工夫次第で何でも取り入れる事が可能。
刷る時もインクの種類や、インクを付ける方法も筆でもスポンジでも、色んなものが使えます❃
☝左側;ダンボール、寒冷紗 (紙、ヒモ、レースなど版材は何でもOK!)
左奥;タンポ (刷る時に使える。スポンジ、筆なども)
右手前;彫刻刀各種 (木版ならでは、彫りの調子が作れる)
右奥;はさみ、ボンド、糊 (素材を切ったり、貼ったりする際に使う。ボンド,ジェッソ,ニスはマチエールになるので色々使える)
この技法は一度刷ると2度と同じものを刷る事ができないも特徴の一つなので、
モノプリント<モノタイプ>に分類される。
モノタイプとは
版に直接インクや絵具などを用いて描画し、その上に紙をのせて圧力をかけ、イメージを紙へと転写する版画技法。
モノタイプの「モノ」はギリシャ語のMONOS(モノス)から由来していて、「ただ一つの」という意味を持つ。
▼作品例▼
栗本佳典