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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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平版ができるまで

昨日からのがまだ止みませんね〜

大雨警報が出た地域もあり、なんだか今日は学生が若干少なかったような・・・?

みなさん、帰り道は気を付けてください。
 
 
2回生/リトグラフ

<4/27>ストーンリトグラフの刷りのご紹介をしました。
本日はアルミ板リトグラフの製版をご紹介します。
えっ!?ストーンではなくアルミ?
と思われますよね?
2つとも基本的工程は同じ。
授業では石版画の実習の後、アルミ板リトグラフの実習をしています。
 
石版に比べるとアルミは軽くて持ち運びも便利で、大きな版画にも向いてます。
 
描画を終え、
描画材料が完全に乾燥したのを待ち、
タルク、ラズン描画した部分になじませ、

アラビアガム版全体に薄くぬる。
暫くしてからもう一度塗り直し、ガーゼなどで更に薄くのばす。
2時間程放置(より安定した版を作るため)

アラビアガムの層を通してテレピン等で描画材を落とす。
 
そこへ、チンクタールを薄くのばしひき、
製版の下地のようなもの。

 
水をかけて、アラビアガムと一緒に余分なチンクタールを落とす。
版面を乾かさないよう、スポンジで版面を常に湿らしながら
❉ 保 湿 命 ❉

 

製版インクを製版用皮ローラーで盛っていく。
❋早く転がすと余計なインクがローラーに返ってくれます❋
この動きをすると身体が少し熱くなったりします^^
インクがのったら、
版を乾かしタルク、ラズン、アラビアガムをぬり、ガーゼで拭き取り、2時間以上放置。
とにかくリトグラフは“ 放置時間 ”がつきもの。。。
そうしたら刷りに取掛かれます。