2017年10月10日(火) 19:56
2回生 〜シルクスクリーン基礎①〜
皆さんこんにちは。
後期の授業も始まり、学内は活気に溢れております。
.
早速2回生の授業の様子をお届けしたいと思います♪
.
シルクスクリーン基礎の授業では写真や手描きイメージを用いて作品を制作します。
シルクスクリーンとは❓
枠に紗を張り、紗にインクの通る部分と通らない部分を作り、上からスキージーという道具でインクを刷り落とすことで、
紙などに印刷することができる技法です。
.
まずはワークショップをしていただきます!その名も「シルクスクリーンで池垣先生を刷ろう!」です。
ご担当いただいている芳木麻里絵先生からレクチャーを受けます。
原稿の作成!
遮光性の高い描画材を用いて、フィルムに描いていきます。様々な描画材や、素材を試します。
様々なテクスチャーが、インクに置き換わるのもシルクスクリーンの特徴のひとつです。
.
↑試しにいろいろ描画しているところ。マスキングテープを貼ったり、スプレーを吹いたり。
.
.
.
いよいよグループに分かれて原稿作り開始です。
フィルムの下に写真を置いてトレースしつつ、描画を加えていくというもの。
一体どんな作品が生まれるのでしょうか。池垣先生の写真を眺めつつ、じっくり考えていますね。
.
.
思い思いに原稿を作っています。ペンで描いたり、紐や印刷物をくっつけたり、
.
.
マニキュアを使って描画しているグループもいました。
.
.
様々な素材がコラージュされた原稿。刷り上がった作品は次回のお楽しみに♪
.
.
.
続いては版の準備。
古くなった紗を張り替えるために、きれいに剥がします。枠のみの状態にし、ボンドを塗布します!
ご担当いただいている伊庭靖子先生からレクチャーを受けています。
.
フムフム、思い切ってバリっといくのですね。ひっついている部分もしっかり剥がす!
.
.
.
続いては「紗張り」の作業です。
4辺をしっかり引っ張り、コンプレッサーを使って均等にテンションをかけます。
加納俊輔先生「このテンションが超重要なのです!!!」
枠にテープを貼って最終処理も忘れずに。
.
.
写真原稿の出力方法についても教えていただきます。
.
.
.
一息ついたタイミングで、池垣先生が登場。
最近購入されたという、360°全てを撮影できるカメラを見せてくれました。
池垣先生「このカメラを使ってシルクスクリーン作品を作ったら、どんなのが出来るでしょうか〜??」
.
・・・・謎かけみたいですね。どうなるんだろう?
.
.
.
駆け足でしたが今日はこのへんで☆
次回は製版や刷りの作業についてお伝えしたいと思います☆