ブログ アーカイブ
open all | close all
カテゴリー
open all | close all
ブログロール
自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

SEIKA HANGA BLOG QRコード
携帯から見る
StatPress
Visits today: 0
Total visits: 18623

RSSこのブログのRSS

『4回生』カテゴリーの投稿一覧

ゼミを覗いてみよう!!-part4-

寒い日が続きますね。。

新年に向けての準備をされていますか??

精華大学も今週からは冬休み…

紹介しきれていなかった授業風景を、、


ゼミを覗いてみよう!!

この日の写真ゼミでは写真作品の仕上げ方法を学んでいました!


大きなワッフル機のようなこの機械は、

印画紙をピシッとまっすぐにドライマウントする機械

温めておいたところへプリントした印画紙をはさみ、、プレス!!

こうすることでピシッとまっすぐな写真の出来上がり

▷▷▷

そして、写真を展示する時に重要な額装、、

額の中に入れる時に重要なマットの加工方法も学んでいました。

マットは作品の見栄えを良くするだけではなく、作品保護にもとても大切な役割があります。

イメージのサイズにあわせ、専用のマットカッターでカット!!

45度の斜めにカットされた窓穴

こうすることで作品がきれいにみえます。

仕上げの方法もしっかりと学んでより良く作品をプレゼンしましょうね!


本日のおまけカット ジュリア

お疲れさまでした!

昨日の版画コースは朝から晩遅くまでピリっとした空気が充満しておりました…

な ぜ な ら ば…

卒業審査会 が開催されていたからです。。。


優しい先生方も普段とは違って緊張感のある表情です。

ひとりづつマイクを持って作品の説明をします。

映像作品を発表する学生もいます!

額に入りきらない作品だって!

とてもながーい銅版画

こんなに大作も!!!

4回生の4年間の集大成を自信を持って発表している姿が感動的でした。

(ウルウル 親心の境地です。。助手Y)

4回生のみなさまおつかれさまでした!!

ゼミを覗いてみよう!-part3-

今日は良いお天気ですね!

秋晴れの心地よい とある日…

屋上デッキが賑やかなので覗いてみると

銅版ゼミが行われていました。

この日のゼミでは、シンナー転写の技法 を学んでいました。

講師は阿部大介先生

シンナーは換気のよいところでしか扱えないので、屋上デッキで!

秋晴れの下 青空授業

今回の試しはなぜだかマイケルで

転写したいイメージをコピーし、シンナーを含ませた紙をコピー紙の裏にあてて、

プレス機で圧をかけます。

するとどうでしょう…!?

コピー紙に写っていたイメージがそのままに転写されます

まずは紙に転写

銅板にも転写して、腐蝕させることができます

刷り上がったマイケル…

髭が濃くなってしまったマイケル…

(だいぶんと濃いですね…笑)

写真イメージそのままに版にするのは調整が必要そうですが、

手軽に銅版で写真イメージを扱うことができるのは表現の幅が広がりそうで、

今後のゼミ生達の作品が楽しみです ♪


ゼミを覗いてみよう!-part2-

とある日の実験工房。。

4回生リトグラフゼミが行われていました。

リトグラフ担当の武蔵先生が手にしているもの

これは感光性樹脂板といいます。

この日のゼミでは、、ポリマー版画制作のため、

様々な会社が開発している感光性樹脂板の違いを研究していました!

感光性樹脂板とは…✍

光に反応する樹脂の板のことで、

光の作用で平版、凹版を作り、リトグラフやエッチングのような表現を得ることができます。

薬品を一切使わず、光と水だけで製版できるので環境にも身体にも優しい版画です。

ポリマー版画の版でお馴染みですね!

刷り上がりはこんな感じです!右奥の半透明なものが版です。

会社によって色も質感も様々…

写真だと少しわかりずらいですが、版によって得意な表現、不得意な表現があるようです。

日々研究… 各自の制作に繋げていってほしいですね!

あるの日のリトグラフゼミでした。

ゼミを覗いてみよう!-part1-

とある日の木版画工房…

4回生木版画ゼミ生と木版画担当の牧野先生

にっこりとたくましい出で立ちです。

何をしているかというと…

ゼミで木口木版用の版木を作っているところでした。

木口木版とは…?

輪切りにした切り口(木口)を版面とし、版木には黄楊(つげ)や椿(つばき)等の堅い木が使われます。

堅い版材に鋭い線を刻むことのできるビュランやニードルによって彫版するので繊細で精密な表現が可能です。

主に木口木版で制作をされている二階先生の版

少しわかりづらいかもしれませんが、とても繊細な線が刻まれています。

さて、

チェンソー初体験!

まっすぐに切り落とせるように気を遣います。

みんな自分専用の版木を手にして!!

恒例の木版ゼミ生集合写真!!

自分で切出した木で制作する木口木版 どのような作品になるのでしょうか

楽しみですね!

学生の展覧会

4回生 小川航平さん ニエト・アルベルトさん 半田真琴さん

卒業生小暮省吾さんが参加しているグループ展のお知らせです。

LINK展10

2012年9月11日(火)- 16日(日)

9:00〜17:00(入館は16:30まで 最終日は15:30まで)

京都市美術館 本館1階北側

京都市左京区岡崎円勝寺町124

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2回生 狗田 和志さん 中山 穂波さん 林 拳五さん 

古川 耕平さん 松元 悠さんが参加しているグループ展のお知らせです。

三日展

2012年9月14日 15日 16日

12:00〜19:00(最終日17:00まで)

JARFO

京都市東山区三条通東大路東入る今小路町81-1F

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とある日の… 夏らしい版画コース

8月も本日で終わり!!!早いものです。

暑い日が続きますがみなさんお元気ですか??

ブログのサーバー不調のためにアップできていなかった版画コースの様子。

夏のうちにアップをしておきたいものからお届けします

とある日の夏らしい版画コース

3回生の教室へお呼ばれしたら…!

みんなでおやつタイム イチゴシロップと練乳がたっぷりのかき氷をいただきました〜!!

涼やか〜


またある日は、、

資料室へよい香りとともに!

たこ焼き〜!!!いただきました!わぁいっ

アシスタントの中村さんいい笑顔


そして、よい香りに誘われて4回生の部屋へお邪魔したら…

沖縄料理が盛りだくさん!ソーキそばにタコライス、沖縄の炊き込みご飯!

沖縄料理といったら夏なイメージですものね!

そしてお手製の料理がたくさんー

この日は4回生のある人のお誕生日会だったそう。

スイカもあって夏ですね〜

仲良し4回生たち

お決まりのパシャリ!楽しそう!


みなさん ごちそうさまでした!!

美味しいものばかりで幸せな助手Yでした

☄☄☄ラッシュ ラッシュ☄☄☄

気が付けば7月も半ばを過ぎていましたね。。

先週と今週は まさに合評ラッシュ☄☄

連日どこかの教室で合評が行われています。

前期の締めくくりということもあり、学生さんもいつも以上に気合いが入っています。

まずは院生の合評の様子

とても大きな作品が並んでいます。

コンセプトもしっかりまとめられて、レジュメの用意までも!!

流石!

4回生の合評風景…

少し早いですが、卒業制作展に向けて夏休みに制作を進められるようアドバイスをもらっていたり…

3回生の合評風景…

合評が順調に進むように司会進行&タイムキーパー!

ゼミに分かれてからの初めての合評

クラスメイトがどのような作品を制作しているか興味津々

2回生の合評 ブックアート

2回生の合評 銅版&ペン画

2回生の合評 写真基礎

1回生の合評

ポリマーとウォータレスリトグラフ

ご紹介したのは一部の合評の様子!!

本当にラッシュ☄☄

学生のみなさん おつかれさま

テスト期間までもうあと一踏ん張り!

イベントのお知らせ

卒業生 舟田潤子さん、三上景子さん、助手 芳木が出品するアートフェアのお知らせ

ART OSAKA 2012

7月7日(土) 11:00〜18:00

7月8日(日) 11:00〜19:00

舟田さんは アートゾーン神楽岡

三上さんは 乙画廊

芳木は SAI Gallery で展示します。

ホテルグランヴィア大阪26階

〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3-1-1

受付:ホテルグランヴィア大阪26階/入場料:1500円–1日券

http://www.granvia-osaka.jp

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

4回生 竹内くんが映像で参加しています。

MuDA 菌

2012年7月6日(金)~8日(日)

6日(金)19:00

7日(土)14:00 / 19:00

8日(日) 14:00

※開場は開演の30分前

大阪市立芸術創造館

〒535-0003 大阪市旭区中宮1-11-14

http://www.artcomplex.net/art-space

お近くにお寄りの際は、是非足をお運び下さい!

上級者向け銅版画

今日ご紹介するのは上級者向けの銅版画技法


より専門的に学び始めた3、4回生の様子をお届けします。

まずは銅板を磨く…

銅板を磨いて画面に支障が出る傷をなくします

そして、磨くといっても、グランドがしっかりと定着するようにとても細かい傷をつけてゆきます。

さっそくですが!!!上級者は…朴炭を使って磨きます。

基礎の授業では紙やすりで銅板を磨きまが、上級者は朴炭

朴炭だとより細かくきれいに磨けます✶✧✦

水をかけながら磨く…

この時にとの粉と一緒に磨くのがポイント☝


きれいに磨かれた銅板の上にタンポを使って固形ハードグランドを均一にのばしていきます。

そして仕上げは…

ワックスステーパーを使って銅板を炙り、銅板にススをつける


ワックスステーパーとは…?

細いロウソクの束で、大量に油煙を出させる為の物です。

このワックステーパーを使うことで描画する時に線がはっきりとみえ、

また、硬質の鉛筆で描いた線での描画もできます!

基礎の銅版画技法からぐっと専門的に学んでいく3、4回生たち

上級テクニックを身につけて制作をがんばってくださいね〜!