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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『2回生の授業風景』カテゴリーの投稿一覧

一区切り

ハンガコースでは今週合評WEEK!2回生は中でも立て続け
先週の水曜日、集治先生ドローイングの合評会が開催されました。

次回から二階先生バトンタッチ☆なので、合評会には先生お二人がいらっしゃいました★

白板に仮どめしたり、テーブルに並べたりし、一人づつ作品を目の前にプレゼンしていきます。

そんなに大きな作品とは言えませんが、これまでに出てきたアイデアから気になるものをピックアップし、かたちにする。という事をしました。
クラスメートの話を興味津々聞いております!

なにか新たな発見があったでしょうか!?
@プレゼンテーションルーム

授業再開

新型インフエンザ感染予防週間が開け、今日から通常授業です!

PCとにらめっこ状態ですね〜。
これは2回生、CGの基礎授業の様子。
クラスが2チームに分かれ、前期後期で写真基礎(5/7のブログをどうぞ)とこの授業を受けれます。選択授業なので、中には受講してない学生もいます。

PhotoshopIllustrator基礎を学びます。
今は名刺作りに取り組んでます。
◆モノクロバージョンとカラーバージョンを作成◆
名刺と一言でいっても色々できますよね!
特に美術関係者の名刺はバリエーションが多く、ステなものがいっぱい!
中には作品のようなものがあったりします★
どんな名刺が出てくるかな〜☀☀

インフル対策のためマスク学生もいます。
みんな気を付けてー!

時間と勝負!!

2回生、シルク基礎どんどん進んでます。
版を作るには紗枠(アルミの枠)に化学繊維を張り、に反応する液材をぬり、
イメージを感光させます。

これが露光機↑蓋を閉めて光を当てます。
版ができたらインクをのせて、紙に刷ります。

先生のデモンストレーションのあと、自分達でやっていきます。

手にもってるのはスキージー。これを使って版の上に置いたインクを版を通し紙に刷るのです!
以外と腹筋を使うのですよ◆

紙をセットする刷台にはこんな風に小さな穴たくさん開いていて、スイッチを入れると穴から紙がズレないよー吸引してくれます☆★☆

版画なのでたくさん刷れますが、シルクはインク乾くのがすっごく早いので、テキパキしないといけません!!!

これぐらいあったら失敗がでても大丈夫かな。
■モノクロ3諧調による作品とカラー作品を制作■

順調!?

2回生、リトグラフ基礎授業、作業が進んでるようです。
先生のデモンストレーションが終わり、それぞれの制作にはいってるようです。
石版画に取り組んでる学生が多いようです。

描いたり

ローラーを転がし、インクをのせ、

刷ったりしてます。
プレス機を動かすにはちょっと力がいります!
途中で失敗する事もあると思います。
そんな時も凹まずにがんばって!

担当は非常勤講師の山内 裕美先生
今年もよろしくお願いします!

和紙漉きに挑戦★

以前、カラーパルプの紹介をしましたが(4/17)今日は和紙漉きを紹介します!
ながし漉きという方法でおかないます。
道具も少し違って、ケタと呼ばれる木枠にという簾のようなものを挟んで漉きます。
ケタには持ち手があってココを持ちます。
漉き舟と呼ばれる木製の大きな箱の中には水とパルプとネリ(粘りがあって、パルプを均一に拡散させる等の効果がある)を入ってます。
よ〜くかき混ぜたあと、
ス・ケタをセットし、


溶液をすくい上げ、前後左右にゆすりながら紙の層を作ります。

ある程度したら溶液がなくなる前にすて↑一気に厚くなりすぎないように注意します。
この作業を何度か繰り返し
スをケタをはずし、いざ、紙をはなします。

紙床(濡れた布を敷いた台)という紙を寝かせる台に移します。
同じ場所に何枚ものせていきます。
1枚1枚が分かるように↑ブルーのヒモを挟みます。

水をかけてからスを手前から奥にはなしていく。
一見楽しそうで簡単に見えるかもしれませんが、
薄くて均一な和紙を漉くのはとっても難しいものです!

担当は非常勤福岡 舞子先生(左)
3回生の紙造形の授業他、紙全般を見てもらってます。
今年もよろしくお願いします!

最初は緊張

GW明けましたね!皆さん良き、長期休暇となりましたでしょうか!?

今日は2回生の写真技法基礎の授業の様子をご紹介します。
この授業では35mmフィルムカメラの撮影方法
フィルム現像、写真(プリント)現像の方法を学びます。
写真というとカラーのものを想像されると思いますが
この授業では基礎となるモノクロ写真を学びます。
カラー現像は施設や技術面でも高度な専門的な知識が必要となってきますので、ハンガコースでは上回生で特に専攻したい人が行います。でも、この施設があるのもなかなか珍しいのですよ★

フィルム現像で必要な薬品。現像液、停止液、定着液を作ります。

現像液、定着液は配分を間違えると上手くできなくなってしまうので特に慎重に!!!

よ〜く混ぜます!
その頃、暗室では・・・

何か黒い物に手を入れてますね
<ダークバック>といわれるものです。何をしてるのでしょう!?
この中は完全暗室状態で、◆真っ暗です◆
撮影してきたフィルムをこの中で開け、
フィルムをリールと呼ばれる器具に巻き付け、
タンクと呼ばれる入れ物(右↓)に入れる。という作業をしてます。

光の全くない部屋でもできますが、こちらの方が便利ですね。

↑フタがあって、こんな風に開きます。
フタを開けても構造上光は入らないようになってるのです。

ほんの少しでも光が入ってしまうとせっかく撮ってきた写真が台無しになってしまうので、現像が完了するまでは見る事ができません。
どうなってるかドキドキです☆★☆

いっぱい描く!

2回生必修授業。前期前半ードローイング
数回の授業でたくさんドローイングをします。
最初はスケッチブック等に。
その中からコレ!というものを作品にしていきます。
自分がこれまで描いた事のないようなものを意識しながら描いてます。


先生にチェックを受けながら進めてます。

色んな画材を使ってますね。
アクリル・クレヨン・墨・鉛筆・・

コラージュ(画面に色んなものを貼付ける技法)をしたり、
貼付けるものは例えば、チラシ、テープ、雑誌、写真、お菓子の包装紙・・・
ホントに色んなものです◆◇
それでスクラップブックのようなものを作ってる学生もいます。

担当集治 千晶先生
以前から1回生のモノタイプ(一つしかできない版画)や2回生の銅版画基礎などの授業を持って頂いてます。
よろしくお願いします!

第一課題に取り組んでます

2回生、選択必修シルクスクリーン基礎
シルクスクリーンは、手描きでも写真でもイメージを作れますが、前期写真を使った方法を習います。
ガイダンスの様子↓

↑担当は濱田 弘明先生
去年に引き続きこの授業を受け持って頂いてます。
よろしくお願いします!

まず、デジタルカメラ写真を撮り、パソコンで画像を操作して版となる原稿を作成します。
課題として、イメージは自分の顔
3段階にトーン分解します。
モノクロ作品を作るのですが、要するに画像を濃い・薄い・中くらい》の色に分けて、
その3つのイメージを薄い順から刷り重ねてゆきます★

原稿が散乱してますね〜
これらを露光機を使って版に焼きつけます。

余分なところが出てしまった時は、穴埋めします。

シルクスクリーンは紗枠を呼ばれる金属の枠に紗(スクリーン)を張ったものが版になります。

これは↑枠と紗の間にインクが入り込まないようにテープで保護してます。
このあと刷り!
その様子はまた後日。

講義

実技授業以外にも、版画に関わる講義の授業をあります。
基本4版種
木版、銅版、石版(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)

原理や技法を学び、
色んな作家を知り、
様々な版画作品に触れます!

木版画(凸版)を知る▼

二階先生がこの日のゲスト講師

木口木版を中心とした講義。
先生がお持ちの木口木版画作品と版木たくさん見せてもらいました◉◉◉

体力と慣れ!

今日から2回生、3回生の選択必修科目が始まりました。今日は2回生リトグラフ基礎の1コマをご紹介します。
まずは伝統的なストーンリトグラフを学びます。
細かい説明は抜きにしてとりあえず、石に描くのです!
そして、それが描いたままに転写できちゃいます!
化学反応を利用するのですが、その説明はまた今度。。。
という訳で、最初に石を研磨(磨く)します。コレをしなくちゃ始まりません。

金剛砂と呼ばれる鉄の粉で磨きます。
この作業が上手くなるには経験とちょっとしたコツがいるかも!?
ザラザラ〜♩というような音が聞こえてきます。

磨けたら、きちっと平にできているかをチェック★
できてなかったら

やり直し↓↓↓
平らになってなかったら刷った時に出ない部分ができてしまうから。