2009年10月19日(月) 19:00
3回生の中には課外活動に積極的な学生が何人かいます◎
その内の一人が、
「編集長としてフリー冊子を発行しましたっ!!」
と、嬉しそうに知らせてくれました^^
その名も
SHAKE ART !
冊子名ともなってるSHAKE ART !は
京都精華大学、京都市立芸術大学の学生達をはじめ関西の美術大学生がSTAFFとなり、
美大生・クリエイターのきっかけづくりとなる活動を行う。というものだそうです。
この季刊誌の発行だけでなくの他にもアートイベントなども行っていくとの事です⦿
「この4ヶ月、慣れない事に四苦八苦しながら
沢山の方に協力、支援して頂きながらようやく形になった。」
といってました。
良かったね、お疲れ様!
これからもガンバレ!
SHAKE ART !は美術大学、ギャラリー、アート関連の施設などで設置されてるそうです!
ゼヒゼヒお手に取って下さい!!
◐また、スタッフ、アーティスト、アート集団を募集中◑
詳しくは
http://www.shakeart.jp/
でどうぞ!
2009年10月1日(木) 18:19
4回生達がエレベーター前ホールで集まって何やらワイワイしてたので、
そこへお邪魔したら、
今度“グリーン・アート&マート”というイベントが大阪で開催されるらしく、それに数人が参加するとの事で、
自分たちのグループ看板(奥の円盤)と展示用棚?を制作中でした★
グループ名は<プンタス>
ハンガーズなのでスタンプ→プンタスだそうです。
グリーンマーケットに出品する作品はそれぞれが小物サイズで制作し、それらを持ち寄るというもの。
これは購入して下さった時に入れる袋。
マークを(たぶん)看板やその他モロモロにするために
シルクスクリーンの版を作ってます。(つくってるというか修正してます。)
どんなものが出揃うのか楽しみ〜
また見せてね!
スタンプといえばコレ↓
かわいいですよね〜♥
9月のオープンキャンパスの時にアンケートか何かに参加すると貰えた□スタンプ□
精華のシンボル:鹿&クジャク&S
「かわいいですね!」と、かなり興味をもってたら
広報課の方から
特別に頂きました!*〜ありがとうございました〜*事前にブログでの宣伝ができずごめんなさい。。。
版画コースなのでスタンプに過剰反応してしまうのでしょうか!?!?!?!?!?!?
そうではないと思うのですが・・・
2009年9月7日(月) 13:26
これは何でしょう?
◇色とりどりの画用紙◇
◇絵の具◇
◇色鉛筆やマジック◇
◇顔料◇
色が沢山あるだけでも楽しくなってきます♫
何かというと…
絵を描いたりものを作る時にはこういった道具が必要になってきますよね。
そんな時の
強い味方★画材屋さん!京都精華大学では
学内に画箋堂さん(画材屋)が入っていて、沢山の画材を取り揃えて頂いてます☆
学生達も教員、スタッフも必要なものが出てくると画箋堂さんを訪ねます。
↑この辺りは主に
版画で使う物品↓
本屋さんも併設されててとっても
便利です♪
文房具やちょっとした生活用品などもあります。
店長さんとスタッフさん恥ずかしいとの事だったので遠目に撮らせて頂きました。
いつもお世話になってます!
♣今後とも宜しくお願いします♣
2009年8月31日(月) 13:08
昨日は衆議院選挙でしたね。
今回は話題性もあったせいか投票率も高かったようですが、有権者の皆さんはいかれましたでしょうか?
今日は東洋・西洋で最も古く、そしてきっと日本人にとって親しみのある版画、
♦木版画♦の道具を紹介します。
中でもより馴染みのある
水性木版画に使うものをご紹介します。
木版は凸版画の代表です。
でっぱている所に絵の具をのせて紙に刷る訳です。(機械を使って木版凹版もできます)
版は当然“木”ですよね。
年輪に沿って切った
板目と年輪が見える面を使う
木口がありますが、使いやすさからも板目の方が一般的。
版木の種類も様々ですが
シナベニヤと呼ばれる合板が多く使われてます。
♢彫り道具♢
彫刻刀:手前から平刀(削った部分をこれで滑らかにしたりもできる)、丸刀、三角刀、切出し(イメージに沿ってこれで切り込みを作っておくと残したい所まで削ってしまった!等の失敗が少ない)。平ノミ、丸ノミ。
細かな部分は彫刻刀で用途によって刀の形で使い分けながら彫り、
ノミ類は大きな面の処理に使います。
作業台:
机にセットし、この上で彫り進めていく。ストッパーがあって
版木を固定できて使いやすい◎(中央の三角のへこみも版木を斜めにした時によい◎)
奥は
砥石:彫刻刀が削りにくくなったらこれで研ぐ。
絵の具は水性油性どちらもできますが、
これは
水性用の顔料:粉末状の絵の具で大学ではだいたいコレを水で説いて使ってます。
市販の水性絵の具でもOK◉紙は
和紙を使います。
楮や三椏、雁皮(がんぴ)などなど種類
2009年8月28日(金) 13:49
昨日のブログ⁑活躍⁑といえば、展覧会などでの発表というカタチでの活躍ももちろん!ありますよね。
ハンガコースの在学生、非常勤講師が参加した展覧会を紹介だけさせてもらいます。
でも、今日案内させてもらう分は一つを除いて既に会期が終わってしまってます。
皆さん、会期前にお知らせすべきところ、
ごめんなさい!!
次の機会もまたお知らせ下さいね!
■□4回生の鮫島ゆいさんの展覧会案内□■
個展
【おかん×鮫島ゆい×商愛】コラボレーション
Tシャツ販売イベント!(イラストデザインは鮫島さん)
作品展/2009.8.2(sun.)
グループ展YOUNGER ARTIST#9
2009.8/4-8/16
場所: アートフォーラム JARFO
京都市東山区三条通東大路今小路町81-1F
TEL:075-751-0044
http://www16.plala.or.jp/jarfo/kaisaiyotei2009.html
この画廊の開催中の展覧会にも鮫島さんは出品してるそうです◎
2009日韓青年作家交流展
2009.8/18(TUE)-8/30(SUN)
12:00−19:00 月曜日休廊
JAPAN
岡田 亮/中村美奈身/寒出 優里/鮫島ゆい/家現 一恵/長谷川彩乃/八橋聖美/
KOREA
Kam Rayoung Han Dongsik Park Miyoung Song Namkyu
Yeo Yunkyeong Byun Haekyung Min Seonmi
鮫島さんは2008ACRYL AWARDの美術手帖賞受賞などの受賞歴もあり、
http://www.turner.co.jp/award/acryl/2008/bt.html
只今、活躍中です☆
高橋耕平先生(非常勤講師)が出品されたグループ展
NEW bORDER[ニューボーダー]展
2009/8/16(日)〜8/23(日)
11:00〜19:00
会場:蛸蔵
高知県高知市北本町4丁目1-23 藁工倉庫
http://d.hatena.ne.jp/newborder/
ギャラリースペースというと白い箱が一般的ですが
倉庫での展示も興味深い*★
こちらは8月どころではなくなんと3月にあった二人展の紹介。
てんてん書店展
杉立 あゆみ×小幡 明(ともに4回生)
2009.3.9〜3.15
場書:Wallow Kaba
京都市中京区寺町二条上ル要法寺前町709
二人の店長A氏とM氏氏による一週間限りのてんてん書店
どこかでありそうで実は絶対ない
そんな本 展示してます
というものでした。
2009年8月27日(木) 18:44
美術手帖9月号(最新号)に版画コースの卒業生が掲載されてるのを発見しました!
コレ↓です!(P142,143)
カラーイメージングコンテスト2009の作品募集と、櫻井裕子さんの作品の記事です。
櫻井さんは3年程前(曖昧でごめんなさい。)版画コースを卒業され、
昨年度のカラーイメージングコンテストでグランプリを受賞されてます!!
★おめでとうございます★
http://www.epson.jp/contest/gallery/cia/2008/01.htm
写真、グラフィックデザイン、イラストレーション、絵画、版画など、幅広いジャンルで制作されたデジタルプリント作品が応募規定だそうです。セイコーエプソン株式会社が主催。
詳しくはhttp://www.epson.jp/contest/をどうぞ!
こっちはコンテストのチラシ兼応募票です。
ハンガコースの展覧会案内コーナーには置いてますよ⦿
卒業生の活躍はとっても嬉しいですね〜♡
学生達の励みにもなります◎◎◎
卒業生の皆サマ、何かありましたら一報ください!
版画コースにもゼヒ遊びに来て下さいね!!
2009年8月26日(水) 12:47
今日は◆リトグラフ◆の道具の紹介。
石版画ともいわれ、平版画の代表です◉
版面に油性分を含んだ描画材でイメージを描き、そこに科学的な処理を行い、
と描いた部分にのみ刷りたいインクが付き、紙に刷るというもので、水と油の反発生を利用した版種です。
見た目版面にでこぼこはありませんし、
この科学的処理というのがあるため、
版画の技法の中ではその方法が最もわかりにくいと思います。
版には石灰石が元々使われてましたが、石が貴重な事と軽くて便利なアルミ版が主です。
石灰石を使う時には石を磨かなくてはいけません!
左:金剛砂(金属粉の粒の大きさを徐々に強い小さくながら磨く)
中央:石同士でも良いですかこういった道具を使う事もあります。
鉄板部分を石に当てて取っ手を回しながら磨きます。
右に写ってるのが石灰石です。
描画材料
右から
リトペンシルNo1~5、番号の
若い方が柔らかい。と手前
ダーマトグラフ。
リトクレヨンNo1~5、
左-
解き墨:リトペンと同様、墨と油性分・脂肪分を含んだ描画材料。
製版や刷りに必要な材料
手前:
アラビアゴム固形(これを水に溶かして使う。左がその液状。製版や版の保存、描画時のマスキング効果もある)
右から
セルローススポンジ(植物繊維で版版面を水でふいたり、アラビアゴムを塗る時に使う)
タルク:描画部分を酸から守る
左奥-
チンクタール:製版時に使う
製版用ローラー:
裏皮が使われてる。と
製版インク:印刷インクと違い、
乾きにくいので保存にも使う。
手前は
手皮:ローラーの滑りが良いよう
に持つもの。
平版用ゴムローラー:刷りの時にインクをこれにつけて版の上を転がしながらインクをのせる。
手前はインクの練ったり、のばすための台。
こういう小さなものも使えます。
インク:リトグラフでよく使われる油性インク
平版用プレス機:スクレーパーと呼ばれる(最近は樹脂のもが多い)のようなもの
垂直に圧力をかけ、
水平に移動させて刷るもの。シリンダーは下に一つ
右側に立てかけてある乳白色のものは
チンパン:版、紙、あて紙、チンパンとのせて圧力掛ける時に
スクレーパーの滑りを良くする。
2009年8月25日(火) 13:00
以前から版画制作にはたくさんの道具や機械・設備が必要です◉といってますが今日ご紹介する銅版画はその中でも特に多いかもしれません。
まずは描画等にいる♢
基本道具♢
右上から
バニッシャー付きスクレーパー(版面の修正などに使う)
ツイストニードル(
ドライポイント<銅板を直接引っかく技法>用ニードル、先が針のようになってます)
ラインエッチング(腐食法)用ニードル太線用と細線用(同じく先が針のようになっている)
ルーレット細目と荒目(描画の際に版面に沢山の点をつけれる)
右奥から
スクレーパー(版面を削る道具)バニッシャー(版面を磨く道具)連発ビュラン(版面を削って描画する道具で、一気に何本かの線が引ける)
ビュラン(版面を削って描画する道具、線は一本)
ロッカー(ベルソー)
メゾチント(版全体に無数の刻みをいれてからバニッシャーやスクレーパーでその刻みをならすようにイメージを作る技法)を制作の際に版面でこれを
左右に揺らして点の集積を作る。
切断機(銅板を切る)
アクアチント室(
松ヤニの粉を銅版に振りかけ、熱で定着させた後腐蝕する。サンドペーパーのような面が出来る)
手前がその箱。エアーコンプレッサーで中の松ヤニの粉を均一の舞いさせる。
奥が熱処理場。
腐食室(銅版を腐食液に入れて銅をとかす)
汚れてますが換気設備はバッチリです☆ウォーマー(グランド(防食材;コレを塗った部分は銅が溶けない)引き・インク詰め・インクふき取り作業に便利)中央の黒い物です。
銅版画用インク。油性です。
プレス機(銅版を刷る機械:上下にシリンダーが付いていて強い圧力がかかる)電動特大エッチング用プレス機(このサイズがあるのはなかなか貴重!)
2009年8月24日(月) 13:55
版画コースは対峰館にいますと何度もお話しさせてもらってますが、
そもそも
対峰館って
どこにあって、どんな建物?と、思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんよね。
今日はお天気もいいので☀対峰館の
外観をご紹介します★
対峰館は
2007年4月に竣工した、まだまだ
新しい校舎☆
版画コース以外にもビジュアルデザインやカ−トゥーン、アニメーション、マンガプロデュースがこの中にいます。
見た目以上に中はもっと
ユニークな5F建て☗
坂にも面しており、慣れるまでは
ココは何階?と、迷ってしまう事もよくあります。
でも、
大学全体のほぼ真ん中にありますので、どこへ行くにも
便利です◎
▲
5号館から撮影▲
手前は
自在館、光彩館とも面した
広場で、
学生のくつろぎスペース△
木野祭でライブ会場になったりもします。
右手は山肌がむき出しなのですがそこに
⁑ ゆり ⁑が
いくつも咲いてました*.゜。この坂を歩いてるとあちらこちらでユリを見つけました!
キレイですね〜どこからか種が飛んで来たんでしょうね〜
↓では、これは何だと思いますか?
大学が設立した時に植えられた桜の樹木。
対峰館を建てる際にやむおえず伐ったそうです。。。
残念。。。
工事が終わってから元の位置にその根だけを戻したいう訳です。
対峰館の守り神的な存在ですね*。゜
2009年8月7日(金) 22:48
昨日お知らせした和歌山近美でのワークショップは去年も別の企画で行われてました。
講師は今年と同様、北野先生◎
その様子が記事になり、web<ニュース和歌山>で公開されてました!
昨年は「ルオーのミセレーレ」展にちなんだワークショップで「ルオーに挑戦!」とい名のもと、
京都精華大学版画コースならではのポリマー版画を皆さんに体験してもらいました⦿
ポリマー版画はフィルムにダーマトグラフや絵具で絵を描き、ポリマー版(樹脂版)にそのフィルムを重ねて光を当てると、光を通した部分と通さなかった部分ができます。その後ポリマー版を水洗いすると版面に描いたように凹凸ができ、そこにインクを付けて刷るというもの。刷り上がりはとっても銅版画に似てますが、銅版画より簡単且つスピーディーにできます!!
今回もたくさんの小・中・高校生、またご家族で参加して頂けたら・・・☆
※ミセレーレはジョルジュ・ルオーによる58点からなる銅版画の連作です。