『紙造形』カテゴリーの投稿一覧
2010年7月5日(月) 19:58
@紙工房
楽しそーに制作に励む博士課程の学生&留学生
彼らはこの夏、コラボレーション(共同作業)にて、アートプロジェクトに参加します。
《上賀茂アートプロジェクト》7.29 – 8.8の間、世界遺産である上賀茂神社にてセイカ大学・芸術学部学生・教員・卒業生が集結!
アートイベントを行うのですっ✧✦
版画コースからも何人も参加します!
またご案内するかと思いますが皆さん、そちらもよろしくお願いします★
全貌は全く分かりませんが、
いまはこんな☝パルプでできたオブジェを作っています。
白いのもあります
「何になるの?」と聞いても
「んーまだ様子を見ていて…」となかば、ヒミツにされてしまいました。。。残念↓
でも
「帽子みたい」と話していたら
こんな表情をキャッチできました^^
♡似合う♡
彼らの作品の進行状況もまたUPしていきます❖
2010年3月1日(月) 21:18
もう✿3月✿
17日間の熱戦が繰り広げられたバンクーバーオリンピック、閉会式が行われてましたね❇
アスリートの皆さん、お疲れさまでした!
✷沢山の感動!ありがとうございました✷
そして学校スケジュールで言うと、年度末です。
今年度もあっという間に残すところあと1ヶ月なんですね〜
早いものです。。。
<未公開学生作品>
後期;3回生/紙造形
紙を使った表現について考え、
平面、立体の作品制作をしました。
今回のテーマは“本を読んでその世界観を作品にする”というもの。
ホンの一部しかご紹介できませんが▼どうぞ▼
手漉きの和紙にプロジェクターを使って画像(動画)を投影
〝影を意識した作品〟
紙皿の穴から絵の具を水に落としました。
〝『クローズド・ノート』からのインスピレーション〟
砕いた繊維を繋ぎ合わせてオブジェに。
2009年11月5日(木) 19:56
❖3回生の授業にて、グループ展を開催❖
スキモノのドローイング展 2009
ギャラリー凹
(対峰館3F T-311付近)
自分たちで漉いた紙にドローイングしてます。
今日、それぞれの作品を持ち寄り、
搬入(展示)しました。
下に並べてみて作品の並びを考えたり間隔を決めます。
△宮崎先生、福岡先生も参加されてます△△
最初の観覧者は高橋先生でした。
会期は短いですがよろしくお願いします!
2009年10月13日(火) 19:16
この黒々とした物は何でしょう!?
これは
◇3回生・ペーパーワークからの作品制作◇に関連して、紙をそれぞれで漉いてます☆
書き損じ(和紙に墨)の和紙を集め、それをビーター(繊維を砕く専用の機械)にかけ
「リサイクル紙を作ろう!」というそーです♪
どれくらい繊維が砕けてるか&墨の紙への染色具合をチェック↑
ザルに繊維を移します。
さっきの黒い液体はザルのアップ。
迫力があったのでおもわず撮影しました*
かなり黒い液体が流れてますが、染色されてるみたいです。
他にも
ダンボールと楮を混ぜた紙なども作り、何種類かの紙を漉きました。
漉いたら
サクションボックス(金属の箱)に
湿式の集塵機につなぎ
脱水▲
乾燥させ、(
三面式ドライヤー:三角柱型で回転式。これに紙を置き順番に乾燥させる)
できたらこれに
ドローイングなどを施す予定です!
2009年9月10日(木) 19:14
◇未公開写真シリーズ◇
本日は実技ではなく版画に関わる講義の授業風景を少し。
「版画概論」では基本4版種
木版、銅版、石版(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)
の原理や技法を学び、作家を知り、様々な版画作品に触れます!
そのため担当は北野先生ですが版種毎にゲスト講師に来て頂きます。
↓二人で何かを裂いてるようですがコレ、何だと思いますか?
A. 楮の皮(煮て柔らかくなったもの)です。
楮は和紙の原料となる植物で、繊維が長く、絡み合う性質が強いので丈夫な紙となります。
他にも版画で使う和紙の原材料には三椏、雁皮などがあります。
この日は紙造形を学ぶ日という事でゲスト講師は非常勤の福岡舞子先生◎。
先生が持ってらっしゃるのが楮(煮る前)
手前に見えてる物ながし漉き用(和紙漉き)のスケタ(紙を漉くために必要な道具)
ス:簾のようなもの(画像手前:丸められてるもの)
ケタ:木枠
紙造形は版画?
と思われるかもしれませんね。
版画はイメージを定着させるものとしてやはり紙とは切っても切り離せない程の仲◑◐
<もちろん、紙以外の物に版画を刷る事はできますが。>
京都精華大学の版画コースでは、そんな紙の事も知ろうと大学施設の中では最大級の紙工房を持ち、紙造形の授業にも取り込んでます。
(紙工房の様子は8/21などでどうぞ)
2009年8月21日(金) 19:35
○AO入試4日目(最終日)○
紙造形と木版画を実施しました。
2種類行いましたので、本日は紙造形で使用する機材をご紹介します。
木版画のご紹介は又後日☆
紙造形:まず基本は紙を漉く◉
和紙の原料となる楮やミツマタ等の皮、
洋紙の原料となるシート上の木材パルプなどを細かな繊維にします。
そのために、パルプはミキサーも使えますが、
大量にほぐす時や、
楮は
ビーターという機械を使います↓↓
1↑奥が
パルプ用。<輪車のようなもので砕く>↑真ん中二つが
楮・ミツマタ用。<刀のようなもので切るようにほぐす:繊維が強く長いため>↑手前は
サクションボックス。
<
脱水機:掃除機のようなものをくっつけて、小型のものはこれで漉いた紙を乾燥させる前に余分な水分をコレで吸引>
油圧プレスを使った脱水もあります。
↑伝統的な
漉き舟と馬鍬(まぐわ)ほぐした
繊維と
水と
ネリ(とろみ成分のある材料:
和紙漉きに必要で繊維が容器の下に沈殿するのを抑え繊維がまんべんなく広がる)
を入れる。
まぐわ:3つの材料を
よく分散させるもの。
↑基本の
ス・ケタこれがなくては紙が透けません!
ス:木取りに金属製のメッシュ網を張ったもの。
ケタ:木枠1の写真の右の壁にかかってる物は
ながし漉き用(和紙用)のケタ(桁)
漉きあげた紙をスごと取り外せるようになってる。
ス(簀)は竹ひごでできたすだれのような物。
↑
三
le="font-size:large;">
面式ドライヤー(三角中型の
乾燥機:中は空洞で蒸気を充満させ鉄板にシートを密着させて乾かす)
板にはっての
天日干しも可能。
紙漉は最初案外難しいですが、自分の手で紙が透けていくのは楽しいです♡
また繊維は独特の感触があり、乾燥するまでは様々なオブジェもできます♡
色んな紙を再利用する事もできますし、繊維質の物は絶対ではありませんが紙になります。
また色も自由に付けられます。
紙造形に触れると想像以上に紙の可能性を感じれます♥
2009年8月11日(火) 17:48
今日は紙造形の授業で3回生が作った作品をご紹介します★
紙といってもシート状になったものだけではありません!
色の紙を作る時も、もちろん自分たちで染色します◎
↑
股覗き!! 針金で骨組みしたものに紙を貼ってます。
紙の繊維は濡れてる時は、色んな形に整形できます◯
なのでその特性を生かしオブジェにした学生も沢山います◎