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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『大学院生』カテゴリーの投稿一覧

始まっちゃってます!

大学院生、研究生による毎年ハンガコースで開催している展覧会です。

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work in progress 2009

2009年3月3日(火)~3月8日(日)
開催時間:11:00~18:00(最終日~17:00)
会場:MAC むろまちアートコート(池坊短期大学ギャラリー)
京都市下京区四条室町鶏鉾町

今回、フライヤーもこだわり感がかなり出てます!
日曜までで、今日はあいにくの雨ですがゼヒよろしくお願いします!!!

初個展の感想は!?

2/9にお知らせした小出さんの展覧会に行って来ました。
↓修了展と同じ作品もありましたが、場所が変わると見え方も変わります。


版画技法を使った作品群。(使ってないものもあります)
↑Tシャツにシルクスクリーン・鉛筆にシルクスクリーン、etc.

↑↓小さい羊、熊、人、が沢山いました。

「観に来て頂いた方々と色々お話ができて楽しい☆」とのことでした。
よかったね。
おつかれさま!

大大掃除大会

今日は、この一年間使った工房の大掃除日です!
半年に一度大掃除がありますが、年度末兼4回生は卒業なので、気合い入れます!

床にこびりついた汚れも。。。


水張り用の板も。。。テープを剥がしてます。

↑↑コチラは木版スペース
大模様替えを仕掛けている所で、(右側)牧野先生がお持ちになってるのはジャッキ。重量物を動かす時に使用します。

◇◆無事終了◆◇

4回生、大学院2回生の卒業、修了制作展が今日搬出を終えました。
今日はその模様をほんの少しですがお伝えしたいと思います。







1日はハンガコースが受付当番でした。

このブログを見て下さってる方の中で、
展覧会を観て下さった皆さま、
ありがとうございました!!!

今年の卒制は如何だったでしょうか!?
今後ともよろしくお願い致します!

ど迫力!

1/8のブログで紹介しましたベランアルシュ ロール 400g 1,230×100M
いよいよケースから取出しました!!
ケースから出すのも3〜4人がかりですっ!


この厚み、スゴイですね〜
向こうに学生がいるのですが、少しはこの長さが伝わるでしょうか!?

梱包材を外すと、汚さないように丁寧に扱わないといけません!
1M-400gもあると、紙の厚いですし、しっかりしつつ、やわらかさもあります。

入刀!

ザクッ!という感じで、フェルトを切っているようなちょっと不思議な感覚です。
刷り心地はどうでしょう?
たくさんあるので、色々試してみたくなりますね〜

次回更新は2/2です

緊張

昨日、今日、大学では大学院芸術研究科修了発表会が行われてます。
版画コースは昨日だったので、M2の3人娘は一段落でしょうか!?
来週月曜は搬入ですから、あまり落ち着いてはいられないかもしれませんね。
大学院修了発表は公開なので、どなたでも院生達のプレゼンを聞いて頂けます。

今回は実作品を目の前にしてではなく、
過去の作品
修了作品とをデータでの審査となったようです。
それぞれの発表後、事前にお願いした方にコメントをもらいました。
ありがとうございました

会場にはこんな冊子があって、中身は全員の作品コンセプトが書かれてます。

修了展後も他に展覧会をします。
よろしくお願いします!

院生ってスゴイっ!!!


何やらいつもの撮影とは違う雰囲気が漂ってますね。

今日、スタジオでは大学院2回生修了にあたり、作品撮影会が行われました。
プロカメラマンさんに来て頂き、修了作品を含むこれまでの作品群を撮ってもらいました!
今年のハンガコースM2は3人娘
そのうちの2人はスタジオでの撮影をお願いしてましが、もう一人は個展を控えていて、そこで発表する作品と展覧会風景なんと大阪まで来てもらえる事になってるのですっ!!
ビックリですね!
羨ましい程です。
また、撮影した作品は自分たちで校正をし、大学院だけの冊子となり、一人あたり見開きがもらえます!
これもよいですね〜〠
こういった事も精華大学の大学院ならではです★

作品の入れ替えなどを協力し合います。

反射や物質感など撮影の難しい作品も、とても丁寧に撮って頂きました
ありがとうございました!

大人買い


連日クイズ形式になってますが・・・↑コレは何だと思いますか?
商品表示

これだけで分かる方は相当な版画通???
院生がマジマジと見ていますね〜

答え:ベランアルシュ ロール 400g 1,230×100M  です!!!
要する版画用紙です。

とある場所で、掘り出し物が出たので購入したのですが、買ったのはコースではなく院生!
スゴイ!
たぶん、何人かで分けて使っていくのですが、このボリュームは!
版画コースとしても初めてで、わくわく!そして紙の気迫を感じます!

鉄館に入ってきたアルシュ。私達は100メーター何年で使い切るでしょう?
予想がつきません。

昨日の答え:彼女は石版を専門にしてます。石は自然物なので平版を刷るといってもイメージ面が平らでない事もあります。そうするとキレイに刷れないので石の凸凹を薄い紙で調整しているの図でした。

○○リトグラフの製版作業○○

大学院1回生はグループ展前でみんなせっせと作品制作に励んでます。
2F工房でリトグラフをしてる院生を見つけたので今日は彼↓のしてる制作行程の一部(製版作業)をご紹介します。リトグラフにおいてはかなり重要な行程です!

アルミ板に描かれたイメージは油性分or脂肪分でできた材料で描画されてます。
版は描かれた箇所のみ化学反応を起こします。
描画後、アラビアゴム(アカシヤの木から採れる樹脂)と酸を反応させ
インクの付く部分とインクをはじく部分を作る
作業に入ります。
製版前に描いたイメージの上にアラビアゴムを薄く引きのばし、
完全に乾いている事を確認してからスタート。

描画部分をテレピン油などの溶剤で拭き取ります。この時、
その部分にチンクタール(油性分が強く、イメージ部分に強力な油性の膜を作ってくれる)を
薄く塗ります。

チンクタールが乾いたら描画部分以外についたチンクタールを下ひいてあったアラビアゴムとともに洗い落とします

黒いローラが製版ローラー。製版インクをイメージ上に盛っていきます。
この時、常に版面が塗れていないと製版インクが版についてしましますので、隣に塗れたスポンジ(黄色い物)が必須。
速く動かしたりゆっくり動かしたり、結構な運動量です!

すべてに製版インクがのせれたら乾燥させ、ラズン(松ヤニ粉末)タルク、をふりかけ

アラビアゴムを薄く引きのばします

このあと時間を置き、刷り作業に入ります。

彼女は何をしてるでしょう?
答えは明日。

今日はちょっと専門的になってしまいましたね。

昨日の答え
バレンの滑りが良いよう顔の油分をつけています。
潤滑油もありますが多く人が髪の毛や顔の油分を少しつけて摺られます。

またまた作品紹介

町田市立国際版画美術館で開催されてる全国大学版画展展覧会場風景です。
オープニングの日投票によって美術館の買い上げ賞決定します。
先生方は展覧会を観に行かれてました。出品学生も観に行ってたようです。他大学の作品が気になるところですね。



今年は3名の院生が買い上げ賞を頂きました!おめでとうっ!!
↓◉美術館で記念撮影◉

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