『リトグラフ』カテゴリーの投稿一覧
2012年1月12日(木) 21:37
寒い日が続きますね…
紹介をしきれなかった年末の版画コースの様子を紹介します。
毎年みんながとても楽しみにしている日
12月23日 武蔵先生のお誕生日 ♪♪♪
その日は、武蔵ゼミ(リトグラフゼミ)企画で盛大にパーティが開催されるんです。
ちょうど卒業審査が終わり、4回生もほっとしているところ
一年の締めくくりの日としてとても盛り上がります。
パーティー前夜のリトグラフ工房…
こっそりとなにか楽しそうなことが行われていました。
4回生リトグラフゼミ生が大集合!
何をしているかはお楽しみと……
さて、今年の武蔵先生お誕生日パーティーも大盛況!
武蔵先生いい笑顔
✸サプライズのプレゼント✸
先生が研究されているウォータレスプレートで刷られた手拭い
happybirthdayの文字が一人一人のゼミ生の文字で出来上がっています!!
前夜にリトグラフ工房で作成していたんですね。
リトグラフゼミ生達の武蔵先生への感謝の気持ちがたくさん!
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武蔵先生 ますますステキに歳を重ねられてくださいね!!
!!おめでとうございました!!
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2011年9月9日(金) 20:27
新学期まであと10日ほど…
前期にあった色々な出来事。後期の授業が始まる前に紹介しなくては!
ということで、こんなことがありましたシリーズをお届けしてゆきたいと思います。
前期のなかで、3回生にとって一番関心の高かったことは、『ゼミ分け』だったのではないでしょうか…
1、2回生のうちは、色々な版画技法、表現方法を学び、3、4回生で、自分の表現にあったゼミを選んでゆきます。
版画コースでは、たくさんの表現方法が学べるので、その中から、どのゼミを選ぶのかは大きな決断。
(もちろん、ゼミが分かれた後でも、他のゼミの技法で制作することができます!)
今日は、晴れて決断をした3回生を祝して行われた、長岡ゼミと武蔵ゼミ(2階工房)の交流会の様子を紹介します。
交流会は大学内で和やかに行われました。
3回生も、4回生も、大学院生もひとりづつ自己紹介
版画は、みんなで工房を使って制作をするので、こういった機会がとても大切なんです。
2階の大きな工房に銅版画と、リトグラフ工房があります。
長岡ゼミ(銅版画)武蔵ゼミ(リトグラフ)
2階工房のメンバー勢揃い!
これから助け合いながら制作してゆくメンバーです。
2011年8月22日(月) 02:04
とてもかわいいリスの絵 4回生の原田さんが今回のオープンキャンパスの為に描いてくれたんです!
これは、リトグラフの版に描画をしているところ…
今回のオープンキャンパスでは、高校生にはあまりなじみのない(!?)リトグラフ技法を、
少しでも知ってもらおうと刷りの体験ができるコーナーがありました。
インクをのせるとこをみんなの前でみせてくれています。
リトグラフの刷りを体験。
真っ平らなアルミ板の上に、インクの乗るところと乗らないところがあるのが不思議ですよね。
繊細なクレヨンや墨の描画がそのままに印刷されます。
2011年5月1日(日) 12:00
こんにちは^^
一昨日はロンドン、ウェストミンスター寺院で英国のウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんの結婚式が行われましたね〜✩
★おめでとうございます★
ステキでしたね〜♥
明るいニュースはパワー✬をもらいますね!
<4/13>2回生ー石版画基礎の続編
描画の後は【製版】
版に描いたイメージが刷れるようにする作業。
描画材料を溶剤で落とし、
製版用インクを革ローラーでイメージ部分にのせていきます✫
この時、版面は常に水分がある状態。
そこへ油性インクを使うのでイメージ部分だけにインクがのる訳です✩✩
版にアラビアゴムをひいて数時間放置。
チクタクチクタク
この間も化学反応が起こっており、
描いたようにプリントできるようになっていきますよ〜
何度かアラビアゴムを塗り直す事で版が強化されて良い状態を保てます!
そして
【刷り】
製版用インクを溶剤で落とし、今度は印刷用インクをのせていきます。
ココでもやっぱり版面は常に水分があり、油性インクをゴムローラーでのせていきます☄☄☄
水と油は反発し合うのでイメージ部分にしかインクはのらないのです!!
ちょっと不思議な感じかもしれませんね^^
インクがのったら
版画紙を置いてリトグラフ専用のプレス機で圧力を「グンッ」と掛けて刷りまーす
さぁ、刷れましたよ!
思ったようにできたかなぁ
製版や刷りで版に汚れがあれば、浮石棒で版を削って消す事もできます
コレはみんなが最初にどんな風にプリントされるのかテストで作ったもの。
〝らくがき〟みたいなものですが
描いたままにかなり近い感じに〝らくがき〟が刷られてるでしょ✌
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東北地方太平洋沖地震から50日以上経ちました。
被害に遭われた皆様へ
亡くなられた方々のご冥福を深くお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
未だおさまらない余震、そして原発問題、日々落ち着かない状況ではありますが
日本中の人が協力し合い、一日も早い復興と、皆が安心して暮らせる環境になることをお祈り申し上げます。
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2011年4月13日(水) 22:36
こんにちは。
❀ソメイヨシノが満開❀そして少し散りはじめて春めいてますね〜^^
2回生は<リトグラフ基礎>に取り組んでます✶
✷平版の代表格で、水と油の反発作用を利用した版種✷
もともとは石灰石に描いたため、石版画とも言います。
そんな訳で、
まずは石灰石を研磨!
石を濡らし、金剛砂という天然鉱物の粉を石に振りかけ、
石灰石どうし、擦り合わせて削ったり、
金盤と呼ばれる道具を使って、
新しい、版面を出しますー
小ぶりな石と言っても、重い。。。
でもコレ、
バイエルン地方で採れた物が良いそうなのですが、なかなか手に入らないこともあって
✸高価なもの✸
取り扱いには要注意ですよ!
磨けたら、
乾燥させます。
どんな風に刷られるのでしょう???
みんなで、テスト用の版に描画✎✎
リトグラフ専用のクレヨン(脂肪分が高い)、解墨(油性の墨のようなもの)などで描くと、
石灰石の成分と♦化学反応♦を起こすのです
それぞれ、自分の石を選び、
✒ドローイング✒
☝下絵を版面にトレースした状態。
赤い線は
<弁柄>といって錆です。
カーボン紙が使用不可。石が反応してしまうから
石によって形も厚みも模様も、性質も同じ物は一つとしてありません。
しかも
自分で磨いてるだけに何だか愛着が沸きます♡
クラスの半分はアルミ版リトグラフをしています。
授業の前半後半で入れ替りまーす。
そうそう、
手順を間違えると、
「版が消えたーっ!」とか
「版がつぶれて刷れなーいっ!」
なんてことになるので、レクチャーはメモをしっかりとらねばですね〜^^
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東北地方太平洋沖地震 被害に遭われた皆様へ
亡くなられた方々のご冥福を深くお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
未だおさまらない余震、そして原発問題、日々落ち着かない状況ではありますが
日本中の人が協力し合い、一日も早い復興と、皆が安心して暮らせる環境になることをお祈り申し上げます。
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2010年9月3日(金) 14:49
前期授業でご紹介できなかったものをお届けするシリーズ 其の9
【版画概論】
☯版画の歴史、技法、作品、作家、などを知る講義の授業☯
長岡先生編
最近は紙造形やオブジェ、インスタレーションなどの作品を制作されることが多いのですが、
先生の銅版画の作品を見せて頂きました♣
展覧会では額装されてるとことも多いのですし、
コレぞとばかりに近くで見てしまいます^^
版も手に取って見せてもらいました。
銅版、真鍮版などの版はその版自体も✧美しい✧
武蔵先生編
リトグラフの歴史
アロイス・ゼネフェルダーという人がリトグラフ(石版画)を発明し、印刷技術の進歩に貢献しました。
武蔵先生の新旧、沢山の作品を見せてもらいました。
リトグラフ、コラグラフ、ポリマー版画、ペインティング・・・
最近では木版画やペーパーワークなどにも✜✜✜
熊谷先生編
銅版画の作品。
先生の作品がどんな版で、どんな行程で成り立っているのかなども教えて頂きました。
版画は、絵を紙に直接描く訳でなく、
版を介して作るものなので、
できあがった作品がどんな版によるものなのか、気になるところです✍✍✍
版を見れるのは嬉しい★
2010年6月21日(月) 21:08
梅雨時期とあって
ジメジメしてますねー↓↓↓
3回生/武蔵ゼミ
ストーンリトグラフ(石版画)の実習
まず石(石灰石)を金剛砂で磨く✦
金剛砂は粒の大きさを何段階かに分けて磨く✦
最初は荒目➫➫➫徐々に細かな粉へ
金剛砂と石が混じり合ってマヨネーズのような感じになると、水洗い。
この作業を繰り返します。
描画
完全乾燥
入念な製版作業
版の状況をよく見定め、
描いた状態をキープさせる作業が✫応用編✫
続きはまた日を改めて。。。
2010年6月1日(火) 21:21
昨日に引き続き、今日は2回生の平版(リトグラフ&ウォータレスリトグラフ)の合評会でした♣
2つの技法を2作品づつ(又はそれ以上)提出。
2回生、1回生の時に比べるとプレゼンにも慣れてきているかな???
合評会は作品の話を聞ける✯✯絶好のチャンス✯✯
上手く刷り上がった時の嬉しかった♪思い
の話もあったかもしれません。
その反対、
ゼンゼン思い通りにいかなかった苦労話もあった事でしょう
それが終わるとキャプション(作品の内容が記入されたもの)を付け、
✷展示✷
そして
❃清掃大作戦❃
工房は他の使用者のために、
次回の作品制作をスムーズにするために、
✧✧キレイ✧✧に
制作とは実はとっても重要な事なのですっ!!!
コレ⇑は刷った作品をピンッと張るための水張り板のお掃除。
水張りテープ剥がし中。
展示@対峰館2Fエレベーター前
みなさんゼヒどうぞ!
6月1日は色んな記念日があるみたいですが、その中でも版画コースに関係があると言えば
『写真の日』(日本写真協会により設定)
奇しくも明日、
芸術学部メディア造形学科客員教授
畠山直哉氏レクチャー
「版画と写真」を開催✪
日時:6月2日(火) 13:30 – 15:00
会場:京都精華大学 黎明館L- 101教室
参加無料、申込不要、先着順、定員300名(満員の際は入場をお断りすることがあります)
畠山先生は日本を代表する写真家のお一人です。
ぜひぜひお越し下さいませ✦✦
2010年5月24日(月) 21:22
昨日からの雨がまだ止みませんね〜
大雨警報が出た地域もあり、なんだか今日は学生が若干少なかったような・・・?
みなさん、帰り道は気を付けてください。
2回生/リトグラフ
<4/27>にストーンリトグラフの刷りのご紹介をしました。
本日はアルミ板リトグラフの製版をご紹介します。
えっ!?ストーンではなくアルミ?
と思われますよね?
2つとも基本的工程は同じ。
授業では石版画の実習の後、アルミ板リトグラフの実習をしています。
石版に比べるとアルミは軽くて持ち運びも便利で、大きな版画にも向いてます。
描画を終え、
描画材料が完全に乾燥したのを待ち、
タルク、ラズンを描画した部分になじませ、
アラビアガムを版全体に薄くぬる。
暫くしてからもう一度塗り直し、ガーゼなどで更に薄くのばす。
2時間程放置(より安定した版を作るため)
アラビアガムの層を通してテレピン等で描画材を落とす。
そこへ、チンクタールを薄くのばしひき、
製版の下地のようなもの。
水をかけて、アラビアガムと一緒に余分なチンクタールを落とす。
版面を乾かさないよう、スポンジで版面を常に湿らしながら
❉ 保 湿 命 ❉
製版インクを製版用皮ローラーで盛っていく。
❋早く転がすと余計なインクがローラーに返ってくれます❋
この動きをすると身体が少し熱くなったりします^^
インクがのったら、
版を乾かしタルク、ラズン、アラビアガムをぬり、ガーゼで拭き取り、2時間以上放置。
とにかくリトグラフは“ 放置時間 ”がつきもの。。。
そうしたら刷りに取掛かれます。