『ブックアート』カテゴリーの投稿一覧
2013年4月30日(火) 21:30
一昨日はオープンキャンパスの日でした
お越しいただいた方、ワークショップへご参加いただいた方ありがとうございました
今回の版画コースのワークショップでは豆本をつくっていただきました
満員御礼の各回ワークショップでスタッフ一同、大変喜んでおります
時間などのご都合でご参加いただけなかった方…申し訳ありませんでした(>_<)
またぜひ、次回オープンキャンパス時に版画コースへ遊びに来てくださいね!
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さて、今回の豆本ワークショップは在学生が企画してくれたワークショップだったんです!
普段の制作でも製本技法を取り入れている河脇さん、青田さんが中心となって
企画や、準備、当日の進行をしてくれました
表紙になる 紙 選び
紙袋や、お菓子の包装紙、身の回りの紙が豆本の表紙に!
オリジナルの豆本を制作します!
細かい作業に集中 よーく手元を見て、、
出来上がった豆本はストラップやイヤリングに!!
早速につけて帰ってゆく参加者も ♪♪
みなさん、ぜひ高校などで自慢してくださいね〜!
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河脇さんの豆本グッズは、現在、画箋堂 精華大店内にあるセイカマートのコーナーで販売中です!
ワークショップで作ってもらったものよりもさ ら に 小さい豆本グッズ!!!
ぜひぜひ、手にしてくださいね
プレゼントにも大変喜ばれます〜!
2012年11月19日(月) 20:13
少し前の1回生の授業の様子をお伝えします。
銅版画基礎の授業の様子…
まずはオリジナルニードルを作る!
写真の彼は、木の枝にニードルを仕込んでオリジナルニードルを作成していました
この授業では、銅版画ドライポイントと廃材のアルミ板を使ったコラグラフ版画を学びます。
アルミ板を加工して作ったコラグラフの版
ジェッソを塗ったり、金槌で叩き付けテクスチャーをつけたアルミ板にインクを詰め刷っていきます。
合評風景
そして、今回のこの授業
コラグラフで刷った作品をそれぞれに製本しました。
刷ったイメージにあわせ、デザインされたオリジナルブック
紙に刷ったままよりも、本にすることで細部を意識でき、ディティールをじっくりとみることができます。
それぞれに形や展示方法にこだわっていて、とても充実した展示になっていましたよ。
2012年6月21日(木) 18:53
今年も始まりました。。
2回生 ブックアートの授業。
授業を通して、オリジナルの本を製本します!
ご担当いただくのは 製本指導 藤井敬子先生
先生のwebサイト☞ http://www2.ocn.ne.jp/~reliure/
イラスト指導 マツモトヨーコ先生
先生のwebサイト☞ http://www.geocities.jp/matsumotoyoko55/
この授業の為に東京からお越しいただいています。
先輩方の参考作品をみながら、2回生達の目が輝いていました。
去年、一昨年に受講していた先輩達も覗きにくるこの授業。
製本の仕方を一緒に見たり、最近制作をした本を先生に見てもらいにきたり、、
とても人気の授業です。
どのようなオリジナルの本が出来上がるか楽しみです。また授業の様子をお届けしますね!
2011年8月25日(木) 19:17
こちらは2階 銅版工房でおこなわれていた 銅版画体験とブックアートのワークショップで出来上がったモノ ⚐⚑
左はステンシルを使って、右側2つは体験して刷り上がった銅版画を本の表紙にしています。
簡単な綴じかたですが、本格的なオリジナルブックが出来上がりました!
銅版画を刷っています。
学生スタッフ指導のもと、刷りの体験もしてもらいました。
しっかりと重みが手から伝わってきます…
プレス機で刷ったばかりの作品 一番ドキドキ楽しみな瞬間ですね!
一緒に来られていたお母様にもご参加いただけたり、和やかなワークショップとなりました。
出来上がった作品を、今回は、時間短縮のためにアイロンで乾燥させました。
いつもは、板に貼ったり、厚紙に挟み込んで押し干ししたりしています…
こちらは、ブックアートのコーナー
出来上がった銅版画やステンシルの表紙を紙と重ねて綴じていきます。
しおり紐を作るパターンや、ビーズをつけたりと、簡単ですが、皆さんこだわって作ってくれていました⚐
じゃじゃ〜ん!
オリジナルブックの出来上がりです!!
大学の授業では、もっと本格的に銅版画やブックアートを学んでいただくのですが、
少しでも版画コースで学ぶことを知っていただけたり、興味をもっていただけたら嬉しいです。
2011年7月15日(金) 22:33
版画コースの授業の中で、人気のある授業内容のひとつ
2回生 ブックアートの授業。
担当をしてくださるのは、製本を教えてくださる藤井敬子先生と、
イラストを担当してくださるマツモトヨーコ先生です。
授業では、まず、製本の基本から学ぶため、いろいろな本の紹介から始まります。
そして、本の構造をしっかり学びます。
繊維の方向によって紙には向きがあるんです!
紙を曲げてみて、抵抗の違いで繊維の方向を確認します。
まず、一作品目は折り本の作成。
紙を折るときは、定規を添えて、ヘラで折り筋をつけ、
裏から紙を起こすようにするときれいな折れ目が出来上がります。
ひとつひとつの作業が出来上がりに大きく影響してくるんです!!
みんなで紙を切っているところ。
慎重にあわせて…
表紙の台紙の大きさに合わせて紙を折ってゆく。
きれいに折れました!
さて、どんな内容が描き込まれるかはお楽しみ!
また 紹介いたしますね!
2010年8月17日(火) 23:29
◌大学のお盆休みが明けました◌
京都では五山の送り火が過ぎると、そろそろ夏の終わり。
を感じ始めるのですが、今年は猛暑で熱中症のニュースをまだよく聞きます〷〷
☢皆さん、水分&塩分補給を忘れず、気を付けてくださいね☢
前期授業でご紹介できなかったものをお届けするシリーズ 其の3
2回生/ブックアート
折本のとくるみ綴じに取り組みました。
くるみ綴じ:表紙と中身を別々に作り、最後に本体と表紙を糊で合体させる製本様式。
イメージ部分の紙に薄手の別紙が足してあり、
その部分を1枚、1枚、糸でかがっていきます。
できた時にキレイにページが開きます✧
キッチリ合わせておかないとあとで大変なことに。
⚡ガタガタ地獄⚡
《表紙つくり》
好きな布を持参し、厚紙を貼るのですが、その前に裏打ちをしないといけません。
裏打ち:紙や布の裏全面に薄い和紙を糊で貼り合わせて本体を強化すること。
担当は藤井敬子先生
空気が入らないよう、しわにならないよう、
気を配って!
貼れたらブラシで満遍なく叩き、
板にテープで固定し、乾燥させる。
この時もテープが四隅にしっかりと貼れてないと途中でベロ〜ンと剥がれて失敗。。。ということに。
色んな表紙の本ができますね〜♡
♦厚紙を貼る♦
サイズやカタチは人それぞれ
表紙と本体(1枚目の見返し)と合体させる✩
見返し:ハードカバーの本の表紙をめくると何も印刷されていない色紙。表紙と中身をつなぎ、その強度を高めるためのものですが、工夫次第で色んな効果が生まれる。
貼り合わせのちょっとした重しに重宝するのがこの
‘ブックプレス’
✦人の手だけでは足りない圧力を描けてくれます✦
それだけでなく他にも使える用途があるのです!またいつか。。。
製本で使う生麩糊
生麩糊:小麦粉からグルテンを取り除いたデンプン。
なんとこの☝生麩糊。藤井先生のお手製!!
生麩粉と水を合わせて一昼夜置き、お鍋でゆっくりと常に撹拌しながら煮る。という手間隙が掛かった代物なのだ!
添加物抜きなので☺安心安全☺
❧先生ありがとうございます❧
製本で一番苦労している姿を見たのはこの合体作業だったかもしれません。
完成作品はまた後日ご紹介✪
その他ブックアートの紹介はコチラでどうぞ!<6/29>,<7/13>
2010年7月13日(火) 02:40
2回生/ブックアート
本を作ると同時に中身も進行させていきます
アイディアからエスキース(下絵)をし、
徐々に作品へ
ストーリーがあるもよし、
イメージだけで展開していくもよし、
表紙のデザインとイメージに繋がりを持たすコもいます♧
★オオサンショウオの足跡が台紙のデザインと同じ★
百鬼
⁑怖さではなく、ちょっと愛嬌を感じます⁑
手ではなく、❖唇❖
キスマークによるイメージ
ブックアート、中身のイメージ部分担当は
マツモト ヨーコ先生(非常勤)
2010年1月7日(木) 12:32
人日の今日1月7日は朝に、七草粥を食べる風習がありますね。
疲れた胃を休め、栄養補給になります。
皆さん、食されましたか?
それから七草(ここでは春の七草)って言えますか??
答えは後程。
版画コースの非常勤講師でもある
✶✶藤井敬子先生の記事が京都新聞で掲載されてました✶✶
先生は銅版画家として活動されてこられ、
ルリユールというヨーロッパの工芸的な製本技術に出会われ、
その後、銅版と製本と。2つの分野で作品制作をなさってます。
特に製本の分野でご活躍です。
版画コースではブックアートの授業を担当して頂いてます。
先生の作品もそういった物が多いと思いますが、
学生達も時間をかけて
✧✧世界で一冊の本ができます✧✧
先生のHPも併せてどうぞ!
七草:せり,なずな,ごぎょう,はこべら,ほとけのざ,すずな,すずしろ
2009年11月17日(火) 19:13
前期・2回生の授業で《ブックアート》を行い、その時は<和綴じ>と<くるみ綴じ>を学びました。
今日は手機械(ブックプレス:製本に使う平圧プレス機)を利用した
「背の丸見出し」のレクチャーをしてもらいました★
ブックプレスは見返しを作ったり、表紙を作る時に中に入れるボードと表紙となる紙や布を貼り合わせたりする際のプレスに使う事と、
本の背の部分がアーチ型になっている丸背を作る時に使用します。
↓講師は版画コースのブックアートを担当の藤井 敬子先生に来て頂きました◎
本体部分(糸でかがり終えた後の折丁)をフランス型ハンマーでアーチになりやすいようにならしてます。
1枚の紙分の単位を「折り」といい、 製本するために折りたたまれたもののことを「折り丁」という。
バッケ板と呼ばれる板に金属が取り付けられたもので中身を挟みます。
本の耳出しに用いる。本の中身をまるごと締めれる。
手機械にセットし固定する。
このように機械を横にして使います。
ちょっと意外な感じでビックリしました!
糸のかがっていない上と下の部分はヘラでならしますが、それ以外はハンマーで
折丁を一枚づつアーチ型になるように倒すようにならします。
学生もやってみましたが細かい作業で難しい!!
アーチになってる事がわかりますでしょうか?
両端の耳のように出てる部分がバッケ板で締めた後ですね。
コレは麻糸で本をかがってます。
テープのような布の場合もあります。
糸のかがり方のレクチャーもありました◎
糸にロウを付けて滑りを良くして針でかがります。裁縫のような感覚もありますね⦿
何度か試してみないとなかなかスムーズにはできなさそーです。
これを利用して、自分のオリジナル絵本を作ったり版画集ができたら*☆
とっても楽しそうです♪♫