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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『ブックアート』カテゴリーの投稿一覧

最近の二回生 〜ブックアート・ペン画〜

皆さんこんにちは。

学生の皆さんは前期授業の課題も追い込み!の時期ですね。

二回生は月・火曜日はブックアート、水曜日はペン画&木口木版画、木曜日は写真基礎の授業となっています。

様々な技法に触れ、課題に取り組むことで、自分の興味を深めていきます。新たな問題意識が芽生えることも。

いそがしいよ〜、大変ダァ〜と言いながらも一生懸命課題に取り組んでいます!!!!

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ブックアートの授業を覗いてみました。

マツモトヨーコ先生に本文のイラストレーションや絵をご担当いただき、藤井恵子先生には製本をご担当いただいております。

この授業では、本を生み出す構造を探り、手仕事による本づくりに取り組みます。

内容やストーリーを考え、それに応じた手法で本文を制作し、装丁まで手掛けていきます。

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↑先輩の作品を見たり、参考資料を集めて描き始めているところ。

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↑作品の内容が固まれば下絵に入っていきます。テーマは「マイブック」です。

自分の好きなものや興味のあることをテーマにしたり、想像やアイディアを形にしていきます。

それぞれがテーマをどのように解釈しているのか気になりますね〜。

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本文を仕上げれば製本作業に移ります。

どのような装丁が良いか、最終的な仕上がりを考えながらの作業です。先生に教わった手順を確認しながら進めていきます。

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表紙に使用する布も内容に合わせてチョイスしています。布は薄い紙に裏打ち(張り込み)し、使用します。

右の写真は藤井先生が制作された本です!とっても美しい・・・!!

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続いてはペン画&木口木版画の授業。二階武宏先生にご担当いただいています。

小さな作品の中に世界が凝縮されている木口木版画の世界。硬い版木をビュランと呼ばれる道具で彫り進めていきます。

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刷りに使用するプレス機を先生に紹介してもらっているところに遭遇しました。

ハンドルを回すのも結構力がいります。良い笑顔!!!

刷り作業はしばらく先になりますが、ペン画と並行して制作しています!!

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こちらは思い思いにペン画作品を制作しているところです。

モノクロに限定し、線描にこだわった作品に仕上げていきます。一見黒いベタ塗りのように見えるところでもよく見ると点描であったりします。

使用しているペンも、つけペンであったりボールペンであったり、様々です。表現に合わせて描画材を選択していくことも重要ですね。

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来週の合評ラッシュに向けてあとひと頑張り!!

ブックアート&イラストの授業

こんにちは、雨の日が続きますね

梅雨明けまで、もう少し!!

今日は2回生のブックアート&イラストの授業の様子をお伝えします

この授業では、2冊の本を制作します。

一つ目のテーマはマイブック。

自分の考えていること、すきなこと自己紹介のような内容の本を制作します。

もう一冊は、連続性のあるもの、もしくは、絵と文のあるものを制作します。

毎年オリジナリティのある本が生み出されるこの授業。今年の2回生はどんな本を制作するのでしょう??

授業にお邪魔しました。

彼女が描いていたのは、ゴリラのイラスト。1枚1枚丁寧に色をつけていました。

大胆に色を置いていますねー、近づいてみると陸上競技のイラストが、

本になった時どんなストーリーになるのか気になります!

撮影した写真を見ながら、たくさんの色鉛筆を使って描いています。

生まれ育った場所の本を制作中だそう。きれいな海が見える場所なんですねー☺︎

こちらの彼女の折本の白い迷路のような部分、よく見ると描いているのではなく、

紙を切り抜いたものを青い台紙に貼っていました!細かい!

こちらは毛糸と格闘中。どんな風にこの毛糸を使うのか、、、楽しみです!

他にも、気になるイラストが。バームクーヘンが苦手な彼女。確かにバームクーヘンのイラストは

苦手な感じがでていますね、お隣のカステラはおいしそう!

どんな内容になるのでしょう☺︎

◯◯◯◯

来週からはいよいよ製本作業に移ります。

一枚ずつの絵がページになってストーリーができると、また見えかたも変わってきますね。

また続きお伝えしますね

(コイデ)

製本作業

先週お伝えした2回生ブックアートの授業。

今日は、前回の授業で描いたイラストを本の形にしていきました◯

その様子をお伝えします

描いたイラストに

筆で糊を塗って、和紙を張り付けていきます。

こんなかんじ

糸で縫いつけていく穴の位置にしるしをつけます

しるしに合わせて目打ちで穴を開けていきます。

ページの順番を間違えないよう丁寧に縫っていきます

完成!!

どんどんとそれぞれの形の本が出来上がってきています


またこの授業で出来上がった色々な本をお伝えしまーす!




イラストを描く

2回生では、ブックアートの授業がはじまりました

この授業では、自分で描いたイラストを様々な製本技術を使って、本を作ります。

毎年とてもユニークな本が生まれています。

イラストをマツモトヨーコ先生、製本を藤井敬子先生にご担当頂きます

早速授業の様子を覗いてみました!

イラストを描いているようです。近づいてみると、、

こちらは本になった時のページの構成を考えているようです◯

どんな本になるのでしょうか??

また続編お伝えしまーす

◆◆展覧会のご案内◆◆

少し暖かくなって来たな〜と思ったら、今日は朝から雪!
寒いですね〜
体調を崩されないように気を付けて下さいね
学部生、大学院生、卒業生、教員が参加する版画コース主催の
展覧会が来週から始まります!
卒業生も参加する展覧会は珍しいですし、
今回はなんと言っても
徳島にある1300年の歴史を持つアワガミファクトリーさまに材料提供のお陰で開催する事ができました!
ありがとうございます!
深謝!!!
http://www.awagami.or.jp/
本展では、さまざまな阿波和紙を使わせて頂き、印刷方法や阿波和紙の特性や魅力を活かしたZINE、版画、ブックアートなどをそれぞれが制作し、展示販売致します。
ご多忙の事と思いますが、ご高覧頂けましたら幸いです。
「PRINT/ZINE」展

2014.3.11(火)-3.16(日)
11:00-19:00
16(日)は17:00~クロージングパーティーを開催します。お時間ございましたお立ち寄り下さい。
出品者
池垣タダヒコ/上田良/大八木夏生/川崎麻祐子/河脇紗耶/岸雪絵/熊谷誠/迫鉄平/佐藤菜月/白石陸/杉本奈奈重/須崎喜也/高橋耕平/福岡舞子/福永昌子/藤本かおり/プンタス/本田このみ/森綾花/吉田ナルエ and more…
and more…:泉麻理/谷口りりこ/萩村真帆/藤田美咲/丸尾莉加/名智敦子/山之口友梨

つくるビル1F
京都市下京区五条通新町西入西錺屋町25番地
http://www.tukuru.me/
地下鉄京都烏丸線「五条」駅より、
五条通を西へ徒歩5分。新町通北西角です。
目印は歩道橋になります。

協賛

画箋堂
ありがとうございます!

本の展覧会

三条富小路書店4
会期:~12月15日(日)
場所:ギャラリーH2O
(京都市中京区富小路通三条上ル福長町109 地下鉄東西線「京都市役所前」・地下鉄「烏丸御池」より徒歩10分)
時間:12時~19時(月休)
TEL:075-213-3783
HP:http://bookkyoto.wix.com/home

様々なジャンルの本(小冊子、リトルプレス、アートブック、ZINEなど)が2週間限定の本屋さんとして<ギャラリーh2o>に販売されます。書店の棚に並ぶ本は、京都を中心に全国から約100名以上の作家やグループが制作したものです。

本はサンプルがあって自由に見て頂けますので、お気に入りの一冊をお探しにいらして下さい。

ハンガコースからは上田良さん(院生)、吉田ナルエ(卒業生)さん、森綾花さん(卒業生)、芳木麻里絵さん(助手)の参加するhiyomi circle 、岸雪絵が参加しています。

ブックアート✂ ✃01

夏休み目前

学生のみなさんは課題やテスト、レポートに追われて大変そうです

今日は2回生のブックアートの授業の様子をお届けします

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ブックアート工房

慎重に紙を切っています

中に綴じるイラストを描く用の紙を裁断

しっかりと製本できるように慎重に慎重に…

ブックアート工房では製本をするための大きなカッターマットや、

製本プレス機などがあります

針を使って製本

授業では、リンクステッチ、折り本、中綴じ 3種類の製本方法を学びます

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教室では中に綴じ込むイラストを制作

紙のコラージュで洋服を切り貼り

細かいペン画でイラストを描く

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イラストをご担当いただくのはマツモトヨーコ先生

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製本をご担当いただく藤井敬子先生

出来上がりはまた近々ご紹介しますね!!

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藤井敬子先生が受賞されました

イギリスの第2回デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンクールにて

非常勤講師 藤井敬子先生秀逸作品賞を受賞されました

☞ http://www.designerbookbinders.org.uk/competitions/dbibc/2013/international_competition2.html

現在、ボドリアン図書館にて展示されています

この展示はヨーロッパ各都市で巡回展覧会が行われ、2014年には日本で巡回展が行われるとのことです!!

2nd Designer Bookbinders International Competition 2013

2013年6月11日 – 8月10日

開館時間:月-金 9:00〜17:00 土9:00〜16:30 日11:00〜17:00

入場無料

Proscholium, Bodleian Library

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見せ合いっこ

とある日の工房。。

学生数名と非常勤講師の衣川先生

なんだか 和やかに…しかしまじめにトーク

何について話し合っているかというと

コラージュブックの作品について

学生の頃からコラージュブックを制作してきたという衣川先生

今現在の作品もこのコラージュブックの延長にあるものだとか、、

この日は、3回生でコラージュブックを制作しているNさんからの依頼で

お互いの作品をみせ合いっこする日だったようです

そこに他の学生さん達もまざってコラージュブックについて、

作品について、最近のアートの動向について話しが盛り上がっていました

そして、いつの間にか池垣先生も…!

最近はまっているという薄い銅版(0.1mm厚)を使って制作した豆銅版ブックをお披露目!

立場や世代を越えての楽しそうな真剣トーク

作品をみせ合いっこして話し合えるのっていいですよね

藤井敬子先生が紹介されています!

非常勤講師 藤井敬子先生無印良品発行『くらし中心no.10』に紹介されています

「繕う」が特集された号で、藤井先生がルリユール(フランス語で製本を意味します)の世界に入ったきっかけ、

現在活動されていらっしゃること、ルリユールの魅力について語られています

PDF のページをダウンロードできるので、ぜひご覧になられてください

☞ http://www.muji.net/lab/booklet/

そして、藤井先生がご担当されるブックアートの授業は6月から始まります

blogでも紹介しますのでお楽しみに!

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