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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『ゼミ』カテゴリーの投稿一覧

皆さん、大丈夫ですか!?

今日は☔☂大雨☂☔
各地で警報もでてますね。
セイカ大学でもその影響で、本館が浸水したり、色々あって皆さん大変そうでした!
お疲れさまです。
✪帰宅道中お気を付け下さいね✪

 

昨日の予告通り 4回生/前期末合評会


前回より、大型の作品だったり

組作品などが多くみられたような気がします。
 
✮夏休み課題も出ました✮
いよいよ卒業制作の作品に向かっていかねばなりませんね!!

 
 

夜 ☽・☽・☽

賑やかなプレゼンルーム
長岡ゼミ生の親睦パーリーが開かれてました☆☆☆
 
交流のトキ。。。
4回生は合評が終わって一段落。という表情。
3回生は合評が来週に迫ってはいますが楽しそう

長岡先生、 
何かが降りて来そうです!!

 

イヤ、もう降りてますね。きっと
  
 
 

 
本当は‘トンボを呼ぶポーズ’

ゼミ実習

梅雨時期とあって

ジメジメしてますねー↓↓↓

3回生/武蔵ゼミ

ストーンリトグラフ(石版画)の実習

まず石(石灰石)を金剛砂で磨く✦

金剛砂は粒の大きさを何段階かに分けて磨く✦

最初は荒目➫➫➫徐々に細かな粉へ

金剛砂と石が混じり合ってマヨネーズのような感じになると、水洗い。

この作業を繰り返します。

描画

完全乾燥

入念な製版作業

版の状況をよく見定め、

描いた状態をキープさせる作業が✫応用編✫

続きはまた日を改めて。。。

銅の集い

今日から4年に1度開かれるサッカーの祭典、✫第19回ワールドカップ南アフリカ大会が開幕✫
7月11日の決勝まで、暑い戦いが繰り広げられますね〜
✥日本は14日にカメルーン戦✥
「待ってましたっ」という方も多いはず!
寝不足疲れが気になるところですが。。。
日本代表はもちろん、世界のサッカーのカッコイイプレーに✩期待✩ですね〜✽
 
コチラはちょっと前の話題ですが、
盛り上がり✩はW杯級!?

ゴキゲンな院生。
 
✫長岡国人先生のゼミコン✫(銅ゼミ)

先輩後輩、先生、
普段なかなか話しにくいことをこういう場を借りて、打解け語り合ったりもしますよね。✶✶
 
そしてこの日は長岡教授に
✶・✶ サプライズ ✶・✶

ブログでは遅ればせながらですが、
 
✴✴お誕生日おめでとうございます✴✴
 
いつもお世話になっております!ありがとうございます!! 
✧先生にとってステキな年となりますように✧

✦似顔絵付き寄せ書き✦
 
とっても嬉しそうなお顔^^
この表情を見れて私達も嬉しいです!

工房の使い方

明日は4月下旬のような寒さになるそうです。
なんだか季節が行ったり来たりですねー

先日、長岡(銅版)ゼミでは、銅版画工房の使用方法についてのミーティングがありました。

2回生の基礎で多少分かっているとはいえ、
ゼミでは専門的にっていくので、役割分担を決めたりし、工房の管理をします。

熊谷先生(非常勤)が油圧プレス機の説明があったり、

❖エッチングプレス機は大きく2つある。機械式のタイプはハンドルを回してシリンダーを下げ、圧力をかける❖
 

<腐蝕室>銅板を腐蝕する部屋

腐蝕:塩化第二鉄の酸性により銅を溶かす

4回生から3回生へ伝達事項が色々。。。

<アクアチントボックス専用の小部屋>

アクアチント:面で明暗をつけることで繊細なトーンを表現。

 

版画は様々な機械や道具、薬品を必要とする場合が多いのですが、

銅版画は特に技法が幾つもあり、

道具も多く、取り扱い方には注意しないといけないことも沢山あります。
 

↑長岡研究室にて
毎週のようにミーティングがなされてます。

カメラいろいろ

北野ゼミ生達は、


まず、本格的なカメラの撮影、写真に関わる物の扱い方を学びます✎✎✎
 
これまでは35mmフィルムしか使った事がなかった訳ですが
120mmフィルム(ブローニーともいう)を使って中判カメラでの撮影と現像をしてみます。

フィルムの入れ方も違います。
 
フィルムが大きくなるとどうなるか・・・

画像を取り込む面積が増えるので、より高精度な画像を手に入れる事ができるのです✧✧✧
 
版画コースでは手前はRolleiflex 6×6(ロクロク)、奥、Mamiya 6×7(ロクナナ)
他にもPENTAX 6×7
もあります。
 
大御所登場!

大判カメラ 4×5 シノゴ呼ぶ。
 

ロール状になっているのではなく、シートフィルム(カットされている)を使う。
☝フィルム装着方法☝
 
また大きい(重い)ので三脚に乗せます。
 
学校の集合写真などによく用いられます。
少し前なら、カメラマンさんがいらして、
「ハイ!撮りますよ〜」
と言って黒い布をかぶって撮影されてました^^

今やデジタル一眼ばかりですが感度、解像度などからも未だ✦重宝✦されています

生まれ変わる

木版画で版を作るときの必需品、
そう、
✷彫刻刀✷

でも、使い続けると、刃が丸くなってしまったり、刃が欠けてしまうことが…
そんな時は
✧刃を研ぐ✧

砥石に刃をあてて、種類によっても角度等を変えて研いでいきます。
砥石(といし):金属や岩石などを切削し、研磨するための道具。

牧野ゼミ生達
自分で研ぐと、愛着が湧きそう✿✿✿

木版画では水砥石を使用。
水砥石には粒子の大きさによって、荒砥石、中砥石、仕上げ砥石の3種類があります。


生まれ変わった彫刻刀達
キッラーン✦✦✧

最後は砥石も削れてしまうので、砥石同士を合わせて終了。

✦✧✦✧✦✧✦✧✦✧

本日は北野裕之先生のBirthday!
 
★☆おめでとうございます☆★


ゼミ生主催のパーティーが先程行われました。
 

✷ケーキ入刀✷

やっぱ北野先生お喜び♡の表情ですね♡

✺パチ パチ パチッ✺

取り分ける4回生

ケーキおいしぃ〜♡
高橋先生、わざと顔を隠されてます。
なぜ〜?

正面で記念撮影を狙う横で撮った時の1枚。
2回生Tくん、真っ正面でいい顔してるね〜^^
 

素敵なグラスがプレゼント♣
ウィスキーが似合いそーですね〜

 

。*✧これから益々の北野ゼミの発展を願って✧*。

聞く、話す、、

今日は雨がジャンジャン降っていますね☂そして寒いですね〜


♖池垣先生が教壇に立たれている姿は一年ぶりになります♖
これまで1回生、年度始めの授業は長く先生のご担当だったので、この姿は見慣れた感じですが、
なんとなく久し振りな気もして、少し不思議な気分です^^


先生の研究室にて、4回生のゼミ。
昨年度は臨時で山口ゼミだったので、この1年間の事やこれからのこと。
話題は色々ありそーですね♣


こちら武蔵ゼミ。
先生の作品を真近でみせて貰っていると、
まだまだした事のない技法を試してみたくなりますっ!

美しさの秘訣✧*


水を通してみるモノクロ写真。

素敵ですね〜

これはゼミでレクチャーがあったバライタ焼き

バライタ紙とはファイバーベースの写真の紙

昨今の写真はRCペーパーといってプラスチックベースのタイプが多く使われてます。
イメージの現像から水洗い迄の処理が早い!というのが利点♛

それに比べてバライタ焼きは
紙の繊維に入った薬品をキチっと処理をしないといけない為、時間と手間が掛かるのです!

その分、
♕写真が良い状態で長期保存が可能♕

しかも、
✪トーンが豊かで黒の締まりが抜群✪

プリントのキレイ差がゼンゼン違う訳です!!!

現像、定止までは通常の一緒、
そのあと
第1定着➔第2定着➔仮水洗➔水洗促進剤➔本水洗


アーカイバルウォッシャー(仕切がある水洗道具) 


写真の個室みたいですね〜


水切りスクージー両面水切りします
スポンジを使う場合もあり。

ドライラックなどで乾燥

そしてまたもや❖マシーン登場❖

ドライマウントプレス機

紙は反るので、ピシッとした写真にするにはフラットニングというを作業が必要です◉◉◉

機械を事前に温め、
紙で写真を挟み


⁑プレス⁑

コレを行うことで
紙の上に塗られたゼラチン質の層が熱で光沢をおび、✧✧艶が出る✧✧のです

そして

更にカーリングを抑えるために暫く重しを置いておく。

と、✦完成✦


もっともっとプロフェッショナルな技があるのですが・・・・ 

それはまたの機会に〜

 

ココで⚑ 重大告知 ⚑

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが

2010年4月、
版画コース
は 

**゜。HANGA Webを開設 。゜**

それにともない
明日★ハンガブログ 引っ越します★

明日以降はそちらで見て頂ければ幸いです。
♧今後とも、版画コース、よろしくお願いします♧

いつもと違う

今日は版の裏表いつもとひと味違う表現を感じる木版画技法を紹介します。

<裏彫り法>

右の色だけがついた版木を刷ったのですが、刷れたものには模様ができてますよね。
版木には何も彫ったあとがないのに不思議〜◈

なぜでしょう?


コレ▲さっきの版木の裏面

表は何もしていませんが裏面にイメージを作ってありました。

版木の裏面を彫刻刀などで彫り、表面に色(インク)をつけ、

プレス機で圧力をかけると彫った部分は圧力が抜け、
インクが紙に写らないという仕組みになっていたのです!!

表面にイメージを彫った時と違って
✰彫り跡の輪郭が柔らかくできるのが特徴✰

似たようなやり方で
<針金法>というのもあります。

これは、版木には何も手を入れません
針金や、金属質のものを使って、イメージを浮かび上がらせる技法。

種も仕掛けもない板の上に
針金などでイメージを作り、それを置きます。
そこへインクをつけた板を重ね
その上に紙を置き、

更にまたまた種も仕掛けもない板をのせ、プレス機で圧力を加えると、
針金のイメージ部分だけ紙に刷れるというもの。

この方法だけで作品を考えるのは少し難しいかもしれませんが、
他の手法と組み合わせると不思議な印象の作品になりそうですね✦✧

もう一つ、
<陰刻法>

黒い紙(墨汁で染めてます)に白のガッシュ(絵の具)で刷ったもの。

もちろん白以外の色も使えます。
普段は白い紙に刷ることが多いのですが、
黒い紙を使うと絵の具の発色も変わって、
☉☉すこし年季の入った風合いのものになりそうですね☉☉

✦応用すると一版で多色刷りもできます✦